好調ドライバーと課題のグリーン上 渋野日向子は現状が浮き彫りの18ホールに | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
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渋野日向子の18ホールに見えた収穫と課題は?(撮影:ALBA)
<クローガー・クイーンシティ選手権 初日◇8日◇ケンウッドCC(米オハイオ州)◇6515ヤード・パー72>
いまの自分を映したかのような18ホールとなった。渋野日向子は3つのバーディを奪いながら、ボギー1つとトリプルボギーも1つ。1オーバーの83位タイで初日を終えた。
納得のできだったのは、3位になった先月の「AIG女子オープン」(全英女子)から好調を維持するドライバーショット。この日もトリプルボギーを叩いた7番で右に曲げた以外は、全ホールでフェアウェイをキープした。また、このホールで右に曲げた後、念のために打っていた暫定球もフェアウェイのど真ん中へ。準フェアウェイキープ率100%と言ってもいいだろう。「7番以外はしっかり振れていたと思う。よかった」と手ごたえもあった。
この日、フェアウェイキープが重要だった理由は、ラフが長いからだけではない。フェアウェイが湿っていたためプリファードライが採用されており、フェアウェイに行くたびにボールをピックできた。この違いは非常に大きい。これがトリプルボギーから崩れなかった理由の1つだ。
ただ一方で、課題も前週から引き続きとなった。ショートパットである。開幕前にポイントとして挙げ「考え方を変えて臨みたい」と話していたが、「外したことで流れが変わってしまった」という5番の1.5メートルや、7番の2メートルのボギーパットと、返しの80センチのダブルボギーパットは決めたかったところ。たらればではあるが、ほかにもチャンスにつけたホールなどで1つでも決めておけば、大きくスコアが変わった可能性もある。
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