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【太さ別に検証】買わなきゃ損!?小型ノコギリ「バタフライソー2」の切れ味を調査してみた!

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ノコギリがあると、こんなアウトドアシーンで役に立つ!

焚き火台のサイズに合わせて、手軽に薪をカットできる!

出典:PIXTA

ホームセンターで薪を買ってキャンプ場へ!なんてことも多いはずですが、「薪が大きいのしか売っていない」問題が結構起きます。一般的に販売されいる薪は長さ30~40cm程度のものが多く、ソロ向けのコンパクトな焚き火台などでは、薪の方が大きくてはみ出してしまうケースも多々。

そんな時、ノコギリを一つ持っておくと、焚き火台に合わせてスッキリと薪をカットできるので困りません。焚き火好きにとって、ノコギリは欠かせないアイテムです。

薪を現地調達できる!

出典:PIXTA

キャンプ場の売店やホームセンターでは、1束600円~1,000円くらいで販売されていることが多い薪。キャンプの間じゅう焚き火をしていると、1束じゃ全然足りず、意外と出費がかさみます。

現地に落ちている小枝を入れたりしてしのいでいる人もいますが、「太めの倒木や長い枝なんかをカットして使えたら…」と思っていた人も多いのではないでしょうか?ノコギリ一つあれば、ある程度の木はカットできるので、薪不足に困ることが減ります。

枝でポールが作れる!

SNSなどで、タープのポールを木の枝で代用している画を見ませんか?ノコギリ1つあれば、現地の良さげな枝でポール代わりに…という憧れのスタイルも気軽にできます。

ブッシュクラフトにチャレンジできる!

出典:PIXTA

ノコギリがあれば、既製品のグッズを極力使わずに、自然の中にあるものでアウトドアを楽しむ「ブッシュクラフト」がぐっと身近になります。たとえば枝とロープでランタンポールや飯盒スタンドを作ってみたり、チェアやテーブル作りに挑戦したり…。


小型折り畳み式ノコギリ「バタフライソー2」がおすすめな理由

ひとくちに「ノコギリ」と言っても種類が山のようにあり、普段使わない人は、どれを選んでよいかわかりませんよね。

hinata編集部がおすすめするのは「conifer cone(コニファーコーン)」の折り畳み式ノコギリ「バタフライソー2」。名前からわかるとおり、今回紹介するのは既存品をアップデートした最新モデル。「コンパクトな折りたたみ式」という特徴を最大限に活かすべく、より切れ味やデザイン性、使いやすさにこだわった究極のノコギリです。

手のひらサイズの折り畳み式

折り畳み式のバタフライソー2は、折り畳み時は長さ135mmと、手のひらに収まるほどコンパクトで、荷物を増やしたくないミニマリストなキャンパーにおすすめのサイズ感。使用時も長さ250mmとノコギリとしては非常に小型で、扱いやすいサイズになっています。

両刃仕様の軽い切り心地

日本の伝統的な「和」の製法が詰まったノコギリとして開発されたバタフライソーは、小型ノコギリとしてはめずらしい両刃仕様。江戸目(硬い木を切る場合の刃)と茨目(ザクザクと切る場合の刃)の両刃仕様で、木の特徴に合わせて切りやすい方を選べます。

刃に使われている素材は、薄さと強さを兼ね備えた、刃先がたわみにくい「高硬炭素鋼」。その上にフッ素コーティングが施され、ノコギリに不慣れな人でも、まっすぐ、軽い切り心地が長続きします。

機能美が追求されたデザイン性

黒鋼と木目のツートーンの武骨でシンプルな見た目は、いわゆる「ノコギリ」とは一線を画すもの。おしゃれなキャンパーにも、機能性を追求するキャンパーにも好評のデザインです。


バタフライソー2の切れ味を検証してみた!

見た目にも機能性にも優れ、扱いやすさが人気の小型ノコギリ「バタフライソー2」。実際どこまで切れるのか?を検証すべく、hinataスタッフが実際に3種類の太さの木を切って検証してみました!実際の切れ味のほどはいかに…?

3種類の太さの木を実際に切って検証

[写真左から]
太めの枝※直径約3cm
細い薪(針葉樹)※4.5×1.5cm
広葉樹の太い薪※直径約8cm

今回検証に使うのは、太さの違う3種類の木。

  1. 太めの枝(直径約3cm)
  2. 針葉樹の細い薪(縦4.5cm、横1.5cm)
  3. 広葉樹の太い薪(直径約8cm)

一般的に販売される薪には、大きく分けて広葉樹と針葉樹の2種類があります。広葉樹は空気の密度が多く材質が固いのが特徴で「堅木」と呼ばれています。対して針葉樹は密度が低く組織構造が単純。柔らかい材質から「ソフトウッド」と呼ばれています。
今回の検証では、ノコギリの中でも小型のバタフライソー2でどこまで切れるか、切りやすい薪(針葉樹)と切りにくい薪(広葉樹)、さらに、刃先がまっすぐ入りにくい太めの枝を使って検証しました!

検証①太めの枝(直径約3cm) 

この程度の枝は楽勝…??

まずは直径3cmほどの枝を切ってみます。平らな面のある薪と比べ、丸い枝は安定せず切るのに苦労する人も多いですが、刃先がスッと入っていきます。

30秒ちょっとで切れました

何の問題もなく切れました。かかった時間は33秒!

枝を切るとき、質の低いノコギリだと刃が引っかかったり、グニャグニャたわんで切りづらいことも多いですが、こちらはフッ素加工のおかげかとてもスムーズ。何のストレスもありませんでした。

おまけ。長さ調節はもちろん、枝分かれした部分を切るのにも小型のバタフライソーは扱いやすかったです!

検証②針葉樹の細い薪(縦4.5cm、横1.5cm)

角形にカットされた針葉樹の薪

続いて、角形にカットされた針葉樹の薪。こちらもスムーズに刃が入ります。角形で安定感がある分、枝よりも切りやすい印象。

なんと細い枝より10秒以上短い結果に!

かかった時間は21秒。安定して切り進められた分、枝よりも早く切れました。また2本目だからこその気づきとして、グリップのフィット感が抜群。力任せに切らなくて良いので、手が痛くなりません。

検証③広葉樹の太い薪(直径約8cm)

最後は大物で締めくくりましょう

最後は「硬くて太い」広葉樹。本来、バトニング後の薪や枝を想定されたバタフライソー2が、どれぐらい通用するのでしょうか。

刃の引っかかりと最初の数ミリは順調だったものの、だんだんと「アウェー感」が出てきます。かなり長丁場になりそうな雰囲気。

必死に手を動かしてもなかなか入っていきません。粉ばっかり出てきます。

手を動かせども動かせども、なかなか切れない薪。最終的には気合いで何とか切れましたが、かかった時間は4分52秒…。休み休み切り進め、切り終える頃にはすっかり息があがってしまいました。

単純に薪が硬かった、というのもありますが、さすがに薪自体が8cmと太すぎた感が。バタフライソー2の刃渡りは10cmちょっとなので、「刃を前後に引いて削る」というノコギリの本領が発揮できませんでした。それでも何とか切り進められたのは、バタフライソー2の切れ味のたまもの。


総評:基本的には超使いやすい!広葉樹は薪割り必須かも

検証したスタッフは二の腕がプルプル。広葉樹の太い薪(直径約8cm)はさすがにちょっと厳しい…!?

今回3種類の太さの木で検証しました。一番太い薪(直径8cm程度)は切るには切れましたが、広葉樹の大きな薪だったという事もあり、ノコギリで引いて削るのはちょっと難しいようです。太くて硬い薪を使う場合は、別途大きめのノコギリか斧を用意しておいた方が良さそう。

太すぎない枝や針葉樹の薪を使う場合は、バタフライソー2だけあれば何ら問題なし!コンパクトで小回りの効くキャンプ用ノコギリを探しているなら、十分戦力になってくれます。

【商品情報】
商品名:conifer cone バタフライソー2
使用サイズ:250×45×15mm
収納サイズ:135×47×15mm
素材:ステンレス、炭素鋼、天然木
重さ:110g

hinataストアでは専用ケースも販売中

いくら折りたたみ式で刃が収納できるとはいえ、刃物を持ち運ぶ際はきちんとしたケースも必要。hinataストアではブラックとブラウン、2カラーの専用ケースも販売中です。ケースにはループつき。使わない時はハンガーなどにつり下げておけば、サイトの中で迷子になる心配もいりません。

【基本情報】
商品名:conifer cone バタフライソー専用レザーホルダー
使用サイズ:150×55×35mm
素材:グローブレザー、スチール(メッキ)
重さ:約48g

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