【海外サッカー】『フランクフルトの皇帝長谷部誠』が挑む2009—2010シーズン以来のCL開幕近づく!
写真:アイントラハト・フランクフルトのホームスタジアム(Photo by travelview)
いつしか「フランクフルトの皇帝」と呼ばれ、現役ながらクラブのレジェンドとして扱われるようになった選手が存在する。
その選手の名は、長谷部誠。
ドイツブンデスリーガ16シーズン目を迎える長谷部は、例年にも増して特別な想いを抱きながらシーズンを過ごしている。
その想いは、「チャンピオンズリーグへの出場」だ。
長谷部にとっては2009—2010シーズン以来のCL
その長いキャリアの中で、ヨーロッパ最高の舞台であるCLに出場できたシーズンはたった1度だけだ。
2009—2010シーズン、当時長谷部はブンデスリーガのヴォルフスブルクに所属していた。
第2節のマンチャエスター・ユナイテッド戦ではジェコの得点をアシストするなどの活躍を見せる。
結果的にグループリーグ敗退となったものの、CLという最高の舞台でも戦えることを証明したシーズンとなった。
そして月日は流れ2022-2023シーズン。
いつしか「フランクフルトの皇帝」と呼ばれるようになり、現役引退後はフランクフルトで指導者としての第一歩を踏み出す可能性が高いとさえ言われている。
38歳という年齢でブンデスリーガの選手でいられるだけでも異例だが、長谷部は再びCLへ出場するチャンスが訪れたのだ。
CLのピッチに立ったら泣いてしまうかもしれない
長谷部はヨーロッパ最高の舞台を前に、ドイツ『ZDF』の特集番組でコメントを残している。
「僕は3~4年前からフランクフルトでCLを戦うことが夢だ」
そして、その言葉に続けて「もしもCLのピッチに立ったら、泣いてしまうかもしれない」とコメントした。
もちろん、「フランクフルトの皇帝」が真剣勝負のその舞台で試合中に泣くわけがない。
もしも出場機会が訪れれば、持てる力を100%出し切りチームの勝利のために走り回るだろう。
長谷部誠が特別な感情を持って臨む今季のCLは、9月7日に開幕する。
強豪チームの戦いぶりも注目だが、長谷部がCLに出場するかどうかにも注目が集まる。
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