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【サッカー】スペイン代表ガビの凄さと今後の可能性

ここ数年、スペインには才能溢れた若手が数多く現れています。

特にFCバルセロナでは、アンス・ファティとペドリ、エリックガルシアなどが頭角を現しています。

そして、さらにもう1人、期待の新生がバルセロナのレギュラーを掴んでいます。

その選手の名前は「ガビ」

バルセロナ黄金時代を支えた名手イニエスタに似た特性を持つガビ選手は、今後バルセロナとスペイン代表の中心選手として輝かしいキャリアを歩んでいくはずです。

この記事では、そんな「スペイン代表ガビの凄さと今後の可能性」について解説していきたいと思います。

ガビ選手の経歴

ガビ選手の本名は、「パブロ・マルティン・パエス・ガビラ」

2004年8月5日生まれの18歳です。

幼少期よりサッカーを始め、地元のリアラ・バロンピエというチームでキャリアをスタートさせました。

すでにこの時から同年代の中でも圧倒的な実力を誇り、その後すぐにレアル・ベティスのカンテラに入団します。

ベティスのカンテラでは、ベンハミンA(U-10)にて年間96得点を奪う活躍を見せ、欧州のぶっぐクラブが注目する存在となっていったのです。

本人の希望でFCバルセロナのカンテラに移籍するも、当初はFIFAからの補強禁止処分によってプレーできず、ある程度の期間を経てアレビンA(U-12 )に加入します。

その後鼻の骨折などの怪我はあったものの、順調に成長を続け、カデーテBでは20試合で17ゴールを挙げるなど10番として活躍をしました。

2021年8月29日、念願のトップチームデビューを果たすと、その7試合後にはU21スペイン代表を飛び越えて17歳ながらスペイン代表に招集されたのです。

代表では7試合に出場し1得点を記録していて、カタールワールドカップのメンバーにも順当に選出されると言われています。

また、2021-2022シーズンはリーグ戦34試合に出場するなど、着実にプレー時間を与えられています。

始まったばかりの2022-2023シーズンも、開幕からインサイドハーフでレギュラーを掴んでおり、18歳ながらバルセロナという世界的ビッグクラブで中盤のキーマンとなっているのです。

ガビ選手の凄さ

ガビ選手が18歳でFCバルセロナとスペイン代表で試合に出場できているのは、確かな実力があるからに他なりません。

その具体的な凄さをいくつか挙げてみましょう。

パスの精度が高い

ガビ選手は視野が広く、前目のポジションの選手の走り込みに的確にパスを出す能力があります。

テクニックに優れていてドリブルも上手いのですが、バルセロナのカンテラの特徴でもある顔を上げたドリブルができるので、味方選手の走り出しを瞬時に気づき、パスを出せるのです。

タイプ的にはイニエスタ選手に近いですが、パスの出し方などはバルセロナの監督であるシャビ監督の現役時代に似ているかもしれません。

(次のページへ続く)「小柄ながら守備もアグレッシブ」

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