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【サッカー】ブラジル代表ロドリゴ選手の凄さと今後の可能性
若くして大きな注目を集め、あのレアル・マドリードに所属しているロドリゴ選手は、次世代を担うスターの1人です。
21—22シーズンは、多くの試合で出場できるようになったものの、4得点5アシストとシーズンを通してはそれほど大きなインパクトを残すことができませんでした。
しかし、シーズン終盤は8試合で4得点3アシストと爆発しているので、2022—2023シーズンは大爆発が期待されているのです。
この記事では、そんな「ブラジル代表ロドリゴ選手の凄さと今後の可能性」について解説していきたいと思います。
ロドリゴ選手の経歴
ロドリゴ選手は、2001年1月9日生まれの21歳です。
父親も元プロサッカー選手ということもあり、幼少期からサッカーを始め、8歳からサンパウロFCのフットサルチームに加入します。
すでに才能の片鱗を見せていたロドリコ選手に、サントスFCがスカウトをして2011年に入団することとなります。
ネイマール選手のプレーが好きで、自身のプレースタイルもかなりネイマール選手に似せていました。
16歳6ヶ月でトップチームデビューすると、2018年には17歳で35試合に出場し8得点を記録します。
その才能は欧州のビッグクラブも注目するほどで、様々なビッグクラブが実際に獲得に動きます。
そして、ロドリゴ選手はヨーロッパナンバーワンの実績を誇るレアル・マドリードを選び、入団したのです。
レアル・マドリード1年目は、18歳ながら公式戦26試合に出場し7得点を挙げます。
出場時間は長くないものの、確実にその実力の片りんを見せていました。
その後、2年目は33試合出場するもプレー時間はそれほど長くなく、2得点に終わります。
そして昨シーズン(2021—2022シーズン)は、ようやくプレー時間も多くなっていき、49試合で9得点を挙げています。
冒頭でも挙げたように、強力なライバルと若干の伸び悩みによって、ある程度の出場時間はあるものの、大きなインパクトを残せずにいましたが、シーズン終盤に8試合で4得点3アシストとようやく爆発します。
同世代で同じくブラジル代表の至宝であるヴィニシウス選手は、一足先に活躍していたので、「ロドリゴもようやくブレイクか」といった印象でした。
特にチャンピオンズリーグ準決勝マンチャスター・シティ戦での2ゴールは、世界に衝撃を与えました。
ロドリゴ選手の凄さ
ロドリゴ選手の凄さは、1つや2つではなく、いくつものプレーがハイレベルであるということでしょう。
具体的に挙げていきましょう。
インテリジェンスの高いプレー
ブラジル選手は、基本的にテクニックやスピードに秀でているので、その部分を前面に押し出したプレーをすることが多かったりします。
しかし、ロドリゴ選手は、当然ながら圧倒的なテクニックとスピードがありながらも、抜群のポジショニングと飛び出しができるのです。
モドリッチ選手やクロース選手など、世界屈指のパサータチカラボールを受けられるようなインテリジェンスの高い動きが可能となっています。
シュートの精度
ロドリゴ選手は、まだ爆発的に得点を重ねているわけではないので、シュートの精度は高くないようなイメージがあります。
しかし、実際にはかなりの確率で枠内にシュートを放つことができます。
174㎝と小柄でまだ細さが目立つため、ヴィニシウス選手ほどインパクトの強さはないため、得点力はまだそれほど高くありませんが、その正確性は非常に高いのです
重心の逆を突くドリブル
ロドリゴ選手は、スピードも非常に速く、スピードを落とさずボールをコントロールできる強さもありますが、特に素晴らしいのは「重心の逆を突くドリブル」です。
細かなステップを使い相手の重心の逆にドリブルをすることが可能なので、相手でフェンダーからプレッシャーを掛けられても簡単に剥がすことができるのです。
そういった意味では、レアルマドリードっぽいプレイもできますし、ライバルクラブのバルセロナっぽいプレーもできる選手だと言えるでしょう。
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