岩井千怜が“海外メジャー女王”以来となる優勝&新人賞の2冠達成 ベストアマには吉田優利の妹・鈴 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 岩井千怜 -13 2 勝みなみ -12 堀琴音 -12 岡山絵里 -12 植竹希望 -12 吉本ひかる -12 吉田優利 -12 8 菅沼菜々 -11 9 上田桃子 -10 全美貞 -10 順位の続きを見る
新人賞&優勝の“2冠”を果たした岩井千怜(左)とベストアマ獲得の吉田鈴(撮影:上山敬太)
<NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 最終日◇14日◇軽井沢72ゴルフ 北コース(長野県)◇6679ヤード・パー72>
今大会は、昨年6月と11月の最終プロテスト合格者となる93期生&94期生を対象(※)に、最上位の選手に贈られる『ルーキー・オブ・ザ・NEC軽井沢72賞』が設けられている。いわゆる“新人賞”で、今年はツアー初優勝を挙げた岩井千怜(ちさと)が受賞した。
岩井は昨年6月に合格した93期生。姉の明愛(あきえ)とともに双子ゴルファーの“岩井ツインズ”としてアマチュア時代から注目を集めた。プロ転向直後の昨年9月には下部のステップ・アップ・ツアー「カストロールレディース」で優勝。今季の優先出場順位を決める昨年末のQTは90位に終わったが、推薦などで出場した今季のレギュラーツアーでコンスタントに成績を残し、7月に行われた第1回リランキングを33位で突破した。少ないチャンスを生かし、今回の優勝につなげることになった。
今大会での優勝と新人賞の2冠は、2020年の笹生優花以来。笹生は翌年に海外メジャー「全米女子オープン」を制している。このほか過去の受賞者には、全英制覇直後だった19年の渋野日向子や、昨年の西郷真央らがいる。岩井もルーキーの“登竜門”ともいえる顔ぶれに加わることになった。
なおベストアマチュア賞は、トータル8アンダー・16位タイで3日間を終えた吉田鈴。姉の優利が優勝を争った大会で、アマチュアNo.1に輝いた。ベストスコア賞は最終日に「64」をマークした菅沼菜々が獲得。賞金30万円を手にした。
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