
バスケットボールは、スポーツの中でも運動量の激しい部類に入りますよね。
体育館で行えるので雨でも行えますし、ダイエットをしようと思っている人が始めるには最高のスポーツだと言えるのではないでしょうか。
しかし、具体的に「バスケットボールってどれくらいの消費カロリーがあるのだろう?」と疑問に思っている人も多いはずです。
この記事では、そんな「バスケットボールの消費カロリー」について解説していきたいと思います。
各スポーツの消費カロリー
バスケットボールの消費カロリーの前に、その他のスポーツの消費カロリーがどれくらいなのかを挙げてみましょう。
それらの消費カロリーと比べることで、バスケットボールの消費カロリーの多さが分かるはずです。
今回は60kgの体重の人が30分間行うと仮定して算出してみましょう。
・ジョギング 約210kcal
・野球 約158kcal
・水泳 約240kcal
・卓球 約126kcal
・サッカー 約220kcal
・サーフィン 約95kcal
・ゴルフ 約110kcal
・テニス 約221kcal
このような消費カロリーとなっています。
やはり、サッカーやテニス、水泳といった運動量の激しいスポーツはかなりの消費カロリーとなることがわかりますよね。
この他にも、「入浴で60kcal」「犬の散歩で110kcal」「料理で79kcal」というように日常生活でもカロリーを消費していますが、当然のことながらスポーツの方が圧倒的にカロリーを消費します。
バスケットボールの消費カロリー
バスケットボールの消費カロリーは、30分間試合に出場した場合に「約240kcal」となります。
激しく動き回るスポーツだけに、サッカーやテニスと同程度のカロリー消費をするのです。
しかも、ただ動き回るだけではなく、それ以外の動きがプラスされるのが、バスケットの消費カロリーが高い理由だと言えます。
ジャンプする回数が多い
例えば40分の試合時間のほとんどに出場したとしたならば、ちょっとしたジャンプを含めると200回~250回ほどジャンプしている人もいるはずです。
自らがシュートを打つ際ももちろんジャンプしますし、マークしている相手のシュートをブロックするためにもジャンプをします。
他にもリバウンド(敵チームのシュートがリングに当たり下に落ちてくるボールを取る)の際もジャンプをします。
ジャンプは思った以上にエネルギーを消費する動きなので、バスケットボールは消費カロリーが高いのです。
連続してスプリントする回数が多い
バスケットボールは、コートが狭くプレーする人数も少ないので、オンプレー中は動き続けることになります。
得点を取る為にダッシュをしてフリーになりシュートを決めたら、すぐさまディフェンスが始まります。
1秒でも早くバックコートに戻り、守備を固めなければなりません。
普段運動をあまりしていない人が行うと、5分も持たずに動けなくなってしまうくらい運動量が必要なのです。
中腰でのストップ&ゴーが多い
バスケットボールを実際にプレーしてみると分かりますが、上体を起こしたままではまともにプレーすることができません。
ドリブルをする際は腰を落とさなければすぐにスティール(ボールを取られる)されてしまいます。
当然のことながら、ドリブルをディフェンスする際も中腰になって対応します。(立った状態だとあっという間にかわされてしまう)
ゼロの状態から一気にスピードを付けてドリブルを開始して、また一瞬でストップしてシュートを放つといったプレーも頻繁にあります。
オフェンス時もディフェンス時もそういった「ストップ&ゴー」が多いので、必然的に消費カロリーは高くなるのです。
カロリー消費が激しいので、食事は十分な量を食べる
バスケットボールは30分で約240kcalを消費します。
部活やクラブで毎日バスケットボールを行っている人は、当然のことながら30分以上プレーするはずですから、かなり消費カロリーが多くなります。
それゆえに、食事の際はしっかりと食べてエネルギーをたくわえる必要があります。
「ダイエットしたいから食事は軽めに」と思ってしまうと、エネルギー不足に陥り支障をきたしてしまいます。
必ずバスケットボールをする2時間以上前に食事をしておくべきです。
1時間以上バスケットをするのであれば、それなりの量を食べても太らない(ダイエットもできる可能性もある)でしょう。
まとめ
今回は、「バスケットボールの消費カロリー」について解説してきました。
バスケットボールは30分間で「約240kcal」を消費します。
この数字からも、いかに運動量の激しいスポーツなのかが分かりますよね。
「最近太ってきたな」という人は、バスケットを習慣化するのも良いかもしれません。
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