タイガー・ウッズが聖地“勇退”? 松山英樹は「もしかしたら最後かもしれない」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 C・スミス -13 2 C・ヤング -11 3 V・ホブラン -10 R・マキロイ -10 5 D・ジョンソン -9 6 S・シェフラー -8 T・ハットン -8 8 S・ティーガラ -7 A・スコット -7 T・グーチ -7 順位の続きを見る
タイガーに思いをはせた(撮影:福田文平)
<全英オープン 2日目◇15日◇セント・アンドリュース オールドコース(スコットランド)◇7313ヤード・パー72>
タイガー・ウッズ(米国)が万雷の拍手で迎えられ、18ホールのプレーを終えたとき、松山英樹は隣の1番ホール脇の練習グリーンでスタートを待っていた。
かつてはタイガーのホスト大会で優勝し2人でカップに収まったことも
昨年2月に単独自動車事故により右脚に重傷を負ったウッズ。奇跡の復活を果たしたが、今年は今大会で3試合目。トータル9オーバー・148位タイで決勝ラウンド行きを逃したが、聖地のゴルフファンはその目に勇姿を焼きつけた。
その一人が松山。自身はティオフ直前だったが、パッティング練習を一時中断し、ウッズのホールアウトを見守った。そして、表情を引き締めスタートした。
「ちょうどパッティング練習しているところだったので見ました。次のセント・アンドリュースがいつになるかわからないですが、もしかしたら最後の姿だったかもしれない。そういうところを見られたのはよかった」
そんな気持ちを抱きスタートした1番では2メートルにつけバーディ。3番では9メートルを決めてバーディとスコアを伸ばしたが、その後は苦しみバーディは最終18番のひとつのみ。中盤はガマンの連続だったが、終盤に3ボギー、スコアを伸ばせずトータル1アンダー・55位タイで決勝ラウンドにコマを進めた。
憧れの存在から始まったウッズとは、ルーキーイヤーから同組で回り、日本では優勝争いも経験。偉大なスターであり続けたヒーローは今後については明言を避けたが、出場機会はさらに減るとみられる。
今後どのような機会でプレーをするのか、そしてウッズが聖地セント・アンドリュースに戻ってくることはあるのか。ウッズ不在の週末。隣り合わせの18番と1番でバトンを受け取る形の松山。ここから上位を追いかける。
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