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年間でいちばん小さいグリーンは周りも罠だらけ 圧倒的総合力が必須の大会は実力者が上に?【大西翔太の大展望】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

やっぱり筆頭は稲見萌寧!(撮影:米山聡明)

ニチレイレディス 事前情報◇16日◇袖ヶ浦カンツリークラブ・新袖コース(千葉県)◇6527ヤード・パー72>

今週の国内女子ツアーは今季16試合目の「ニチレイレディス」が行われる。過去には申ジエ(韓国)が3連覇に加え、昨年大会も制覇。鈴木愛も連覇達成と、実力者が歴代優勝者に名を連ねる。そこで、青木瀬令奈のコーチ兼キャディを務める大西翔太氏が展望を語る。

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■最小グリーンで硬さもある 止めるには?

年間を通して女子ツアーの中でもっともグリーンが小さいのが今大会。各選手もこの点を警戒する。そんなグリーン攻略に必要なものは何か。「ピンが奥や真ん中ならまだ対応できると思いますが、手前にピンがある場合は、ボールをカットしてスピンをかけて止める技術が絶対に必要です。申ジエ選手が勝てるのは、高いカットボールを打てるからですね」と大西氏は説明する。

止める技術があればピンを狙っていけるが、逆にいえば、その技術がなければピンを狙っていくのは危険だ。なぜなら、無理に狙えばミスを許してくれないのがこのコースの特徴だから。「実は、グリーン周りのラフは逆目になっているんです。そしてバンカーのアゴが必ず高い。視覚的にも難易度は高い上に、ピンが近ければ、乗ってから下りになるケースが多い。つまり、無理に狙ってグリーンを外すと、罠があるんです」(大西氏)。

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