乗り越えたダボのトラウマ 流れを切らさなかった渋野日向子の価値ある“パー” | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
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渋野日向子は前日ダブルボギーとした2ホールを、きょうはパーで乗り切って悪いイメージを断ち切った(撮影:ALBA)
<ショップライトLPGAクラシック 2日目◇11日◇ストックトンシービューH&GC(米ニュージャージー州)◇6190ヤード・パー71>
2日目に「70」をマークしてトータル1アンダー・45位タイで最終日を迎える渋野日向子。その初日は一時2オーバーとしながら、イーブンまで戻してホールアウトした。ナイスカムバックだったが、いきなりつまずいたのは2番パー4でダブルボギーがあったからだ。
2番は海に向かって打っていく、奥にアトランティックシティを望むホール。渋野は初日、ティショットを右のラフに入れると、アイアンで放った2打目は70ヤードほどしか飛ばず、またしてもラフへ。さらに3打目を奥にこぼし、寄らず入らず。序盤から大きくつまずく要因となった。
この日はインスタートで18番、1番と連続バーディを奪う最高の流れで、因縁のホールへとやってきた。それでも恐怖心はまだあった。ティショットはまたしても右へ。思わず「怖かった」と肝を冷やしたが、この日はフェアウェイに残る。そこからの2打目は、ピン手前3.5メートルにオン。惜しくもバーディはならなかったが、「昨日悪かったホールで、何とかパーでセーブできたのはよかった。セカンドもメチャクチャいいショットが打てた」と次の3番パー5でのバーディにつなげた。
また、同じく前日ダブルボギーとした13番パー4も、初日の左手前とは逆の、右奥に切られたピンと同じ段にしっかり乗せてチャンスを演出。4メートルのバーディパットはひと筋外れたが楽々パー。悪いイメージを持ったホールでの対応が、この日のアンダーパーラウンドを支えた。
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