ネリー・コルダが4カ月ぶりの復帰戦に「とても恋しかった」 手術した患部の状態は? | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
サポーターを巻きながらではあるが会場で元気そうな姿を見せた(撮影:GettyImages)
<全米女子オープン 事前情報◇1日◇パインニードルズ・ロッジ&GC(ノースカロライナ州)◇6638ヤード・パー71>
左鎖骨下静脈の血栓除去手術のため戦線離脱していた世界ランク2位のネリー・コルダ(米国)が、世界一の女子ゴルファーを決める今週の舞台を復帰戦にする。今年2月にフロリダ州で行われた「LPGAドライブオン選手権」以来となる試合を前に、「休んでいたけど、体の調子は最高だし、復帰できて本当にうれしい」と興奮気味に話した。
左腕部分にサポーターのようなものは見受けられるが、開幕前からコースでみっちりと調整し、周囲の不安をやわらぐ。「美しく素敵なコース。グリーンは間違いなくハードになると思うわ」などと話すその表情も明るい。昨年メジャー1勝を挙げている23歳は、隈なくコースをチェックしながら「風邪をひいて鼻が詰まった後、息ができることにとても感謝するのと同じ。奪われたことで、スポーツのすばらしさ、好きなことを仕事にできていることがわかった」という気持ちも感じることができた。
体の異常を明かしたのは3月13日。自身のSNSで「いつも通りに朝のトレーニングをしていたら腕が腫れていることに気づいた。血栓ができていると診断された」と発表した。4月8日には手術を受けたことを明らかにし、そこから治療、リハビリの日々を送ってきた。
再びボールを打ち始めることができたのは、4月の下旬頃だと振り返る。「最初は60%くらいで打ち始めた。8番アイアンで100ヤードほど打って感触を確かめてから、徐々に(ペースアップ)。医師から許可が下りた時には、違和感はなかった」。2カ月近くもの間ゴルフから離れながら、そこから急ピッチに仕上げてきた。
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