「条件面でほぼ合意」英メディアが旗手玲央のセルティック移籍は間近と報道!左サイドの駒不足で獲得に積極的
スコットランドリーグ、セルティックにまた一人、日本人プレーヤーの加入が現実味を帯びてきている。
すでに日本国内でも報じられている通り、セルティックは川崎フロンターレの旗手玲央へ高い関心を示しており、今冬の移籍に向け具体的な動き始めいているようだ。
英メディア『Daily Record』によると、「セルティックは条件面でほぼ合意しており、川崎フロンターレが24歳のスコットランドへの早期移籍を妨げないと確信している」と現状を綴っている。
また他にも、現在のセルティックは左サイドバックのレギュラーが負傷離脱して以降、ポジション外のプレーヤーが起用され続けている。このことからも「ハタテの加入でバランスが良くなるだろう」と、戦術面において現在のウイークポイントを埋める存在であることも伝えており、その上で、「この日本人DFは、アンジェ・ポステコグルー監督が左サイドバックの問題を解決してくれると確信しており、クラブは移籍を早めることに躍起になっている」と、早急の移籍実現を目指しているという。
川崎フロンターレでは昨季より複数のポジションを務めるなど主力に定着、今季もここまで「常勝軍団」の不動のレギュラーを担っている。東京五輪では全6試合中5試合に出場しており、これまで各世代別代表でも活躍、さらに11月のW杯アジア最終予選のベトナム代表、オマーン代表とのアウェー遠征でフル代表初選出も果たした。
記事の中で「セルティックは、旗手が23歳以下の日本代表キャップを持ち、左ウイングバックや中盤でプレーできることも認識している」と、経歴やプレースタイルに触れている通り、国際舞台での経験や複数ポジションをこなすことが出来ることも旗手のプレーヤーとしての魅力だ。さらには、同クラブ所属である古橋亨梧の目覚ましい活躍もあって、Jリーグを有力な移籍マーケットとして捉えていることも間違いないだろう。
セルティックは、1月のレンジャーズ戦でのデビューを目指し、旗手の獲得を進めているという。加えて、再び新型コロナウイルスへの懸念が高まってきたこともありクラブは「渡航制限が強化されていることから、早急な対応を望む」という意向を示している。世界情勢も踏まえ、若き日本人プレーヤーの欧州移籍の動向に注目していきたい。
構成●THE DIGEST編集部
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