奥川雅也がドイツで急上昇! ブンデス公式サイトも「シンジ・カガワと似ている日本人は誰だ?」とクローズアップ
ブンデスリーガ・ビーレフェルトの奥川雅也の勢いが止まらない。現地時間1月16日のグロイターフュルト戦で、4試合連続となる今季7ゴール目を記録。ドイツ国内で輝きを放ち続けている。
まさに神懸かり的ともいえるパフォーマンスだ。奥川が得点を決めたここ4試合でチームは2勝2分けと負けなし。得失点差により降格圏からも脱出した。無論、ドイツ国内での注目度も高まっている。
ブンデスリーガ公式サイトでは、奥川の活躍を報じるとともに、同じく日本人プレーヤーとして同国内で功績を残した香川真司と比較し、『シンジ・カガワと似ている、この日本人は誰だ?』と銘打った記事を配信している。
記事の冒頭で「ブンデスリーガでの初のフルシーズンでアルミニア・ビーレフェルトをリードしており、そのゴールへの渇望は、まもなく日本代表の初キャップとなるかもしれない」と予想した同メディアは、さらに「ビーレフェルトの背番号11番はドイツサッカーでの最初のフルシーズンで7ゴールを記録している」と今季の成績を示した。
また、同メディアは「オクガワはドリブルの才能が注目され、マーカーから素早く離れることができ、テンポの速いプレースタイルを持っている」とアタッカーとしてのスキルを分析。そのうえで「全体的なインパクトという点では、カガワのボルシア・ドルトムント所属時と同じものを提供できるかもしれない」と、かつてドルトムントで一世を風靡した香川のような活躍に期待を寄せた。
かつてドイツ国内を席巻した日本人MFとの比較はなおも続く。「オクガワは前任者と同じく、どちらの足でも快適にプレーできる、明確なゴールへの脅威となる選手である」と記せば、「元マンチェスター・ユナイテッドのカガワは、ハードワークとハイプレスのドルトムントでブレイクしたことで有名だが、ブンデスリーガを彩る最新の日本人アタッカーも同タイプだ」と、高いポテンシャルに太鼓判を押した。
また記事では他にも、奥川のスプリント能力の高さも指摘したうえで、「カガワと同様、ファンが喜んでお金を払って見るような選手だ」と称賛した。
同メディアが「フランク・クラマー監督率いるチームの攻撃陣に欠かせない存在となった」と記すように、いまやビーレフェルトに欠かせない存在となった奥川雅也。その勢いは、ここからさらに加速していきそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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