金メダリストのザンダー・シャウフェレ　松山英樹と同組に「何度金を獲っても人気で勝てない」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

親日家のシャウフェレ 東京五輪に続き、日本で頂点に立つか（撮影：岩本芳弘）

＜ZOZOチャンピオンシップ 事前情報◇20日◇アコーディア・ゴルフ 習志野CC（千葉県）◇7041ヤード・パー70＞

東京五輪で金メダルを獲得したザンダー・シャウフェレ（米国）が、日本に戻ってきた。ゴールドメダリストとしての“凱旋帰国”。「昨年大会は日本開催が中止となり残念だったので、楽しみにしていた。日本で2勝目をすることができたらすばらしいことだね」。五輪に続くジャパンビクトリーはシャウフェレにとっては、ある意味で悲願だ。

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母親が日本育ち。祖父母がいまも都内在住とあって、日本とは縁深い。そこにきて、東京五輪での活躍で、日本のファンも一気に増えている。2019年の第1回大会で来日した際には、ジャスティン・トーマス（米国）、ローリー・マキロイ（北アイルランド）と最初の2日間を回った。「日本のゴルフファンは本当に温かい。とってもゴルフを愛しているし、サポートをくれる」と、感慨深げに語っていた。

今回は1日上限5000人のギャラリーと数は絞られるが、初日、2日目は松山英樹とのラウンド。「ヒデキは日本のヒーローだし、彼への応援が一番であって、そうあるべき。もし今後も五輪が東京であり続けて、ボクが勝ち続けたとしても、それでもヒデキの人気は一番」と、リスペクトを込めて話す。

「二人が同じ組に入ったことで、とにかく多くのギャラリーがついてくれると思う。そこでいいプレーをたくさん見せて、楽しんでもらいたい」。日本びいき、そして日本で金メダル。今度は、19年1月以来の米ツアー5勝目を日本で飾ってみせる。