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今季3勝&銀メダルへ導いたコーチが後押し 稲見萌寧は賞金女王&日本人初平均ストローク60台に挑む | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
笑顔の稲見萌寧(右)と古江彩佳 女王の座につくのは果たしてどちらか(撮影:村上航)
<JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 事前情報◇24日◇宮崎カントリークラブ(宮崎県)◇6543ヤード・パー72>
コロナ禍の影響で約1年半に渡って続いたシーズンもいよいよ大詰め。一時は1位と6561万7954円もの差がついていたが、今年9月の「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」で逆転し、賞金ランキング1位で最終戦を迎えた稲見萌寧。東京五輪銀メダルを獲得した“スーパーシーズン”を賞金女王で締めくくるべく、最後の戦いがいよいよ始まる。
単独2位以上なら文句なし。自身の順位に関係なく、ランキング2位の古江彩佳が単独3位以下なら女王戴冠となる有利な状況。それでも「あまり考えていないです(笑)」と意識せず目の前の一打に集中する構え。
今週稲見には、達成すれば日本人初となる記録がかかっている。それが『平均ストローク60台』だ。2019年に申ジエ(韓国)がツアー史上初めて達成したが、日本勢は未踏の数字。さらに統合となって試合数が19年シーズンよりも13試合多く、達成されればより価値のあるものとなる。
現在の平均ストロークは69.9922。今大会4日間を終えて7アンダー以上であれば記録達成となる。だが、立ちはだかるはメジャーのセッティングが施された難関・宮崎カントリークラブ。それだけに「今週のコースはパープレー、アンダーを出すのがいっぱいいっぱいなので、このコースでは難しいですね」と苦笑い。それでも「もちろん出したい」と言葉にも力が入る。
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