焚き火専用のナタ、「多喜火鉈」。炎を愛でるキャンパーに向けた1本
自分で薪を割りながら、シンプルに炎を育てる楽しみ—。多くの人にとって、キャンプの醍醐味が焚き火であることを示した存在が、BABACHOの薪割りに特化したナタ「多喜火鉈(たきびなた)」です。モノ作りの街・新潟・燕三条で生まれたナタは、薪割りができる耐久性だけでなく、それまでのナタにはなかった切れ味とコンパクトさを実現。ナタをキャンプに身近なアイテムに昇格させた1本です。
薪割り専用のナタがあるキャンプ
BABACHOは、新潟県燕三条にある老舗の金物卸問屋「馬場長金物」が立ち上げたオリジナルブランド。金物の街で刃物を選ぶ眼を養い、キャンプ好きでもあった同社の馬場社長が「キャンプに使い勝手のよいナタがない」と気づいたことで、多喜火鉈の開発は始まりました。ナタといっても、実は刃や柄の長さなど、種類はさまざま。なんとなくで選びがちですが、片刃のものではうまく薪を割れません。さらに両刃であっても、女性や子どもでも薪割りの作業を楽しめるサイズ感のものはほとんどありませんでした。
「誰でも使いやすく、薪割りを楽しみにすら変えられるナタ」
通常サイズのナタより一回り小さくすることで、そのコンセプトを実現したのが、「多喜火鉈」でした。
「薪割りを作業でなく、楽しみに変える」
さらに、サイズ感を小さくしたのは、多喜火鉈が実現した「ナイフのような切れ味」とも関係しています。ブッシュクラフトもできる切れ味にすること、ナイフと鉈の両方を用意することは不要に。木の棒をささくれ状に削った焚き付け「フェザースティック」から、炎の大きさに応じた太さの薪をつくれ、多喜火鉈1本で焚き火が完結。よりシンプルに自然と対峙する、アウトドア本来の楽しみに気付かされます。## 耐久性あってのデザイン
多喜火鉈は、ナイフのように使えながらも、ナタらしいデザインを残したのが特長。当初のデザインでは、スウェーデンを代表するナイフブランド、モーラナイフを意識していましたが、一般の方にも意見を募った結果、ナタらしいシンプルなデザインが人気に。どんなスタイルのキャンプサイトに置いていても、主張しすぎずに溶け込み、使う人を選びません。## フルタングへのこだわり
薪の頂上部に食い込ませたナイフの背を、別の薪でたたきながら細く割るテクニックが「バトニング」。多喜火鉈は、バトニングのための耐久性も折り紙付き。刃とハンドル部の接合部の折れをなくすため、持ち手から刃までが一体となったフルタング仕様のデザインになっています。 さらに、硬さと耐摩耗性に優れたSK鋼材(炭素工具鋼鋼材)の5mmの刃を採用。アウトドアでのハードな使用を想定した、妥協のない仕上がりは燕三条産の真骨頂です。 専用の牛革ケース付き。全長約245m、刃渡り110mmのナタ本体は240gで、ケースは60g。キャンプで腰に身に付けながら、使いたい瞬間にさっと取り出せるだけでなく、小さな子どもが誤って触れてしまうことを防げます。 【基本情報】
商品名:多喜火鉈
サイズ
[全長]約245mm
[刃渡]約110mm
[刃幅]約26mm
[板厚]5mm
重さ:約300g(革ケース含む)
販売価格:9,350円(税別)\BABACHOの多喜火鉈を購入したい/
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