米LPGAツアーが規定を変更 Qシリーズはプロオンリーで | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
昨年のQシーズの様子 渋野日向子(上段中央)もここから米ツアー参戦を決めた(撮影:ALBA)
5日、米LPGAツアーが2022年からのQシリーズ(ツアー出場への最終予選会)は「プロフェッショナルとしてプレーすること」と規定を変更した。アマチュアが予選会からQシリーズに進出、また出場資格を得た場合は、プロ転向をして計8ラウンドのQシリーズに臨む必要がある。
また予選会のステージ2からQシリーズの出場権を得た選手は、同ツアーの下部『エプソンツアー』への出場権を得られるが、アマチュアのままでエプソンツアーへ参戦することは可能とした。つまりQシリーズに臨む前にプロ転向するか、アマチュアのままエプソンツアーで戦うかを、選手が選択することになる。
LPGAツアーのビジネスオペレーターを務めるリッキー・ラスキイ氏は「QシリーズはLPGAツアーへの最終関門。プロフェッショナルとして出場資格を得るもの」とその意図を話す。ツアーは「エプソンツアーはLPGAツアーで戦う準備をするためには最適で、1999年以降、ネリー・コルダ(米国)、ロレーナ・オチョア(メキシコ)を含む600名以上の選手がLPGAツアーの出場資格を得ている」とコメントした。
昨年のQシリーズには日本から古江彩佳、渋野日向子が挑戦。トップ45に入った選手が得られる今季の出場権をそろって獲得した。(文・武川玲子=米国在住)
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