石川遼が2年連続全米OPへ タイガー復活優勝の舞台に「楽しみしかない」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
全米オープンの出場権を得た石川遼(撮影:ALBA)
<全米オープン 事前情報◇24日◇リーパインズGC サウス・コース(カリフォルニア州))>
36ホールの長い1日を終えて、「全米オープン」の出場権をトップで勝ち取った。「ホールアウトするまでスコアがわからなかったので、10アンダーでもどうかなと思っていた」と、プレーオフも覚悟で迎えた17番では、すでに単独トップ。
2008年全米オープンで魅せたタイガー・ウッズ渾身のガッツポーズ
17番で8メートルのバーディパットを決めてトータル10アンダー。「プレーとしては悔いが無い」と、終わってみれば2位に2打差をつけて全米オープンへの切符を獲得し、小さなガッツポーズで喜んだ。
昨年大会は、日本ツアーの賞金ランク上位の資格で6年ぶりに出場。結果は51位タイに終わったが、昨年から組んでいる新コーチと一緒に臨んだ初めての全米オープンで、収穫は多かった。「ふるいにかけられる中で残るには、何が必要かを話しながら1年やってきている。出たい思いは強かった」と、1年の成果を試すチャンスを手に入れた。
2021年の全米オープンの舞台は、17年「ファーマーズ・インシュランスオープン」などでプレー経験があるトーリーパインズ。印象に残っているのは、2008年に激闘を制したタイガー・ウッズの姿だ。ヒザの手術からの復帰戦で、19ホールのプレーオフを制しての優勝。「2008年のタイガーの優勝はテレビで見ていたので、全米オープンのセッティングを経験できるのは、楽しみしかない」と思いをはせる。
36ホールの長丁場を終えて、今週の「〜全英への道〜[全米オープン]()が楽しみになるように過ごしたい」と3週間後の大舞台を見据えた。
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