「ラフに外しても楽しい!」単独首位の渋野日向子にみなぎる自信 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 渋野日向子 -9 2 A・パーク -8 P・タバタナキト -8 J・クプチョ -8 5 キム・セヨン -7 キム・ヒョージュ -7 7 N・コルザ・マジソン -6 A・ユーイング -6 9 C・ビュティエ -5 L・トンプソン -5 順位の続きを見る
渋野日向子が魅せた7番のアプローチは絶品だった(撮影:福田文平)
<シェブロン選手権 2日目◇1日◇ミッションヒルズCCダイナ・ショアトーナメントC(カリフォルニア州)◇6884ヤード・パー72>
今季メジャー初戦の開幕を前に「楽しみたいですね」と話していた渋野日向子。言葉通りここまでは笑顔のプレーで楽しみながらトータル9アンダーまで伸ばして単独首位に浮上した。
圧巻のプレー! 渋野日向子のホールアウト後ニコニコインタビュー【動画】
成長を実感できる。これが本当にうれしい。そして楽しい。海外メディアからのインタビューでも「ゴルフが変わった。大人になった!」というように技術、マネジメント、そしてメンタルすべての面で成長を実感している。
飛距離が出て曲がらないドライバーショットはもちろん、守りの場面でもクレバーさが光る。11番はバーディを獲りたいパー5。だが、2打目は木に当たりフェアウェイも約60ヤード残して、ピンは右、左足下がりと「結構厳しいライ」。それでも1年前なら“イケイケゴーゴー”とばかりに攻めていた状況。だが、今年は違った。「かつかつを狙ってバンカー入れるとかあったけど、今は割り切ってしっかりピンキャリー打って奧からで仕方ないと思えた」。言葉通りピン奥につけて2パットでパーをセーブ。引くところは引いて大けがを防いだ。
技術の部分でも向上が見られる。7番ではグリーン手前のラフに外したが、もう少しでチップインかというアプローチを見せた。さらに13番では2打目がオーバーしてエッジに残るも、すぐ後ろがラフという状況のなか、「パターとウェッジで迷ったけど、調子いいぶんウェッジに頼って」。自信を持って選択をしたウェッジでチップインバーディ。メジャーのセッティングでも小技が光る。
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