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「パッティングではなくショットで勝った」 J・スピースの優勝に石川遼が思うこと | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
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石川遼はスピースに対して「似たようなことをやっている」(撮影:佐々木啓)
<ISPS HANDA 欧州・日本、とりあえず今年は日本トーナメント! 初日◇21日◇PGM石岡ゴルフクラブ(茨城県)◇7071ヤード・パー71>
前週の「RBCヘリテージ」でおよそ1年ぶりとなる米ツアー通算13勝目を挙げたジョーダン・スピース(米国)。メジャーに3回勝っているスピースも、ここ数年は不調に苦しんでいた。そんなスピースに対し石川遼は、「似たようなことをやっている」とトップの手元を低くするスイング改造について1年前に触れている。今回のスピースの優勝には感じるものがあったようだ。
「スピースはもともとバックスイングがすごく速いタイプではないですけど、特に丁寧にスイングをしているのが見えました」と石川は話す。石川自身も今週はトップまで丁寧にゆっくり上げて、トップでしっかり間を取りながら、下ろしてくる軌道を意識してスイングを行っている。
「本人も『パッティングで勝ったわけではない。ショットで勝った』と優勝インタビューで言っていましたけど、すごく参考になる考え方です。パッティングが上手いに越したことはないと思いますけど、入った日を4日間続けるのはまず無理」と石川。続けて、「スピースの成績が出てないときはパッティングのスタッツが悪いと言われていたし、あれだけのパターの名手がショットを改善させて優勝したっていうのはすごいことだなと思います」。
スピースがメジャー2勝を含む5勝を挙げた2014-15年シーズン。パットのスコアへの貢献度を表す『ストローク・ゲインド・パッティング』は0.571で全体9位、ショット全体のスコアへの貢献度を表す『ストローク・ゲインド・ティ・トゥ・グリーン』は1.583で4位だった。もともとパットもショットも高いパフォーマンスを誇っていたのだ。
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