2位に3打差の香妻陣一朗 開幕戦Vに王手も「不安しかない」理由 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 香妻陣一朗 -12 2 星野陸也 -9 3 岩崎亜久竜 -8 4 鍋谷太一 -7 時松隆光 -7 桂川有人 -7 7 田村光正 -6 片岡尚之 -6 青山晃大 -6 10 H・リー -5 順位の続きを見る
得意のショートゲームが光った香妻陣一朗 逃げ切りVなるか(撮影:上山敬太)
<東建ホームメイトカップ 3日目◇2日◇東建多度カントリークラブ・名古屋(三重県)◇7062ヤード・パー71>
2位の星野陸也とは3打差。開幕戦優勝に王手をかけたツアー通算1勝の香妻陣一朗だが、「不安しかない」と歯切れがよくない。
「ここまで自分の調子が悪くて、成績がいいのは初めてかもしれません」。どうもショットが狙ったところに飛んでいかない。この日、2番パー4でティショットを右に曲げて池に落としたが、残り167ヤードの3打目を4メートルに乗せ、それを沈めてパー。続く3番も難しいバンカーからしっかりパーをセーブした。同組の星野も「リカバリーがすごすぎる」と舌を巻くほど。
ピンチをしのいで迎えた4番パー5。第1ラウンドは2打目でグリーン右の池、第2ラウンドはティショットを右の池に落としている。両日ともパーでしのいだが“鬼門”的存在だ。「どうせ池に入るだろうな、と自信がなかった」という2打目は、2オンを狙える距離だがあえてレイアップ。110ヤードの3打目を4メートルに寄せてバーディを奪った。7番パー4はフェアウェイバンカーからの2打目を80センチにつけ、9番パー4はフェアウェイからの2打目を3メートルにつけてバーディを奪うなど、この日は6バーディ・1ボギーの「66」で後続を突き放した。
「ショットはよくありませんが、ショートゲームでパーセーブできて流れを切らさずにできているのがいい。あすも耐える一日になると思うので、とにかく耐えたい」。香妻の持ち味であるショートゲーム力が十分に発揮されている。
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