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「一番苦手なコース」をフェードで克服 堀琴音が通算3アンダーで最終日につなぐ | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

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「一番苦手」の葛城で堂々プレー 堀琴音が上位入りを狙う

「一番苦手」の葛城で堂々プレー 堀琴音が上位入りを狙う(撮影:米山聡明)

ヤマハレディースオープン葛城 3日目◇2日◇葛城ゴルフ倶楽部 山名コース(静岡県)◇6590ヤード・パー72>

今シーズン開幕戦で13位タイ、2戦目は2位タイ、そして3戦目で優勝し、前週の「アクサレディスゴルフトーナメント」では5位タイ。好調の波に乗っている堀琴音が3日目に3つスコアを伸ばして、トータル3アンダー・12位タイで最終日につないだ。

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「午前中はショットがイマイチで曲がっていましたが、10番の厳しいパーパットが入ってくれたところでよくなってきました」と、スタート1番ホールが3パットのボギー発進ながら、後半に立て直したプレーを振り返った。

実は葛城ゴルフ倶楽部は一番苦手じゃないか、というくらい不得手としている。「このコースは風が読めなくて分からないんです。でも、2日目から風と合うようになってきました。グリーンも傾斜が強くてラインを読みにくいのですが、いつもよりふくらませて読んだことで、合ってきています」。いいショットが打てていても、なかなかピンに付けることができない葛城特有の風とグリーンだが、徐々に適応してきていることを明かした。

確かに初日のスコアは4オーバー。コースに負けていた。2日目は雨の中のラウンドとなり、初日とはまったく違った顔をコースが見せた。それが福音となって堀の苦手意識を変えたのだろう。6バーディ・2ボギーで回り、4つスコアを伸ばした。意識が変わったことは「16番のティショットは打ち下ろしで左がダメ。上がり3ホールだということもあり、いつも振りづらいのですが、きょうはしっかり左に振り抜けました」と話していたことからもうかがえる。

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