長﨑/木原の“Wみゆう”が快勝V 世界卓球代表の2人が台湾ペア下す<WTTコンテンダードーハ2022>
大会報道 長﨑/木原の“Wみゆう”が快勝V 世界卓球代表の2人が台湾ペア下す<WTTコンテンダードーハ2022>
2022.03.24 文:ラリーズ編集部
<卓球・WTTコンテンダードーハ2022 日時:3月18日~24日 場所:ドーハ>
24日、WTTコンテンダードーハ2022は大会最終日を迎え、女子ダブルス決勝で長﨑美柚(日本生命)/木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)が、チャイニーズタイペイペアにゲームカウント3-0で勝利し、優勝を飾った。
“Wみゆう”ペアが決勝へ
2019年のグランドファイナルを制したこともある木原/長﨑ペア。同じ「みゆう」の名を持ち、“Wみゆう”としても知られており、2022年の世界卓球団体戦成都大会の代表にも内定している。対するはチャイニーズタイペイの陳思羽/黄怡樺ペアだ。準決勝では田志希(チョンジヒ)/梁夏銀(ヤンハウン・韓国)の韓国の実力ペアを打ち破っている。
写真:陳思羽/黄怡樺(ともにチャイニーズタイペイ)/提供:WTT第1ゲームでは、長﨑/木原が抜群のコンビネーションを見せて、11-4と奪った。続く第2ゲームは、チャイニーズタイペイペアの動きが良くなり、序盤日本ペアはリードを許すが、じわじわと追い上げ、見事11-7と逆転で奪取した。特に9-7からは木原の連続サービスエースでの得点となった。
第3ゲーム、木原のサービスに加えて、長﨑の強烈なチキータレシーブに思わずチャイニーズタイペイペアも苦笑いを浮かべる。そのまま主導権を渡さなかった日本ペアがゲームカウント3-0で快勝。優勝の瞬間笑顔で抱き合った“Wみゆう”が嬉しい優勝を飾った。
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## 女子ダブルス決勝
〇木原美悠/長﨑美柚 3-0 陳思羽/黄怡樺(ともにチャイニーズタイペイ)
11-4/11-7/11-5
WTT(World Table Tennis)とは
WTTとは、ITTF(国際卓球連盟)が新たにスタートさせた、卓球の国際大会の新シリーズのこと。WTTではこれまで開催していたITTFワールドツアーを廃し、新たに「WTTシリーズ」「WTTフィーダーシリーズ」「WTTユースシリーズ」の3つの大会を創設。
そして、最上位の大会である「WTTシリーズ」では、「グランドスマッシュ」を五輪・世界選手権に並ぶ最上級カテゴリーの大会として位置づける。その他に「カップファイナル」、「チャンピオン」、「スターコンテンダー」、「コンテンダー」などのカテゴリー別大会が開催される。
図:WTT概要/作成:ラリーズ編集部今大会は最も格下のカテゴリーである「コンテンダー」となる。日本からは、男子は及川瑞基(木下グループ)と神巧也(T.T彩たま)が、女子は木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)、長﨑美柚(日本生命)、加藤美優(日本ペイントマレッツ)、森さくら(日本生命)、張本美和(木下卓球アカデミー)が参戦している。
写真:木原美悠/撮影:伊藤圭>>平成最後の全日本 “シンデレラガール”木原美悠誕生の裏側
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