乗れば天国、外せば地獄…入ってしまえば600万円! 川奈の17番ホール物語 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
デカデカ書かれた“¥6,000,000”の文字 これが川奈の名物ホール(撮影:上山敬太)
<フジサンケイレディス 事前情報◇22日◇川奈ホテルゴルフコース 富士コース(静岡県)◇6439ヤード・パー71>
世界に誇る日本の名門、川奈ホテルゴルフコース 富士コース。誰もが憧れる地は、相模湾を見渡す絶景と、古き良きコースレイアウトが特徴。なかでも上がりの3ホールは必見の名物ホールが続く。
当地を訪れたことがあれば分かるかもしれないが、川奈のアップダウンは“ハンパない”。トーナメントの16番は、左サイドは海で絶壁。強烈に打ち下ろしていくパー5だが、ぜひバーディを獲りたいホールでもある。ところが一歩間違えれば、海に吸い込まれるケースもあるのがこのホール。ティイングエリアは2カ所で、海側と“やや”内陸のティは日によって変更される予定だ。
そして、数々の名シーンが生まれているのが17番パー3。海をバックにティからグリーンを望むと、砲台グリーンの面はまったく見えない。グリーン手前は急斜面で、ショートしようものなら、5メートル級の打ち上げのアプローチが残る。
1987年には、当時の男子ツアー「フジサンケイクラシック」が開催され、最終日は日本中が熱狂するプレーが出たことでも有名。ジャンボ尾崎が16番でチップインイーグルを奪うと、17番をこの右手前に落としながら、またしてもチップインでバーディ。ドラマティックな優勝を果たした。
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