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有村智恵、震災を振り返り涙  目に焼きついて今も離れない光景(No.168494) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報

前日会見で思いを語った有村智恵(撮影:岩本芳弘)

明治安田生命レディス ヨコハマタイヤゴルフトーナメント 事前情報◇11日◇土佐カントリークラブ(高知県)◇6228ヤード・パー72>

東日本大震災発生からきょうで10年。今週の「明治安田生命レディス ヨコハマタイヤゴルフ」に出場する有村智恵は、時に涙で言葉をつまらせながら当時のことを振り返った。

東日本大震災発生時、涙をぬぐい取材に応える有村智恵

熊本県生まれながら東北高出身の有村にとって、震災で大きな被害を受けた宮城県は青春時代を過ごした“第2のふるさと”。今でも震災に関する特集記事を見たり、試合で宮城県を訪れるたびに、「復興している姿を感じられたり、前を向いている人たちの言葉を聞くと強いなと思う。先日もあれだけ大きな余震があって、これ以上何もなければいいなというのが率直な思いです」と、特別な気持ちが胸に押し寄せてくる。

2011年3月11日午後2時46分。有村は今と同じように高知県の土佐カントリークラブにいて、ヨコハマタイヤゴルフ PRGRレディス(当時)を戦っていた。そして初日のラウンドを終えクラブハウスに戻ってきた後、東北地方で地震が起きたニュースを耳にした。「当時はスマホもないし、得られる情報が少なく、最初は“大変なことが起きている”くらいの感じだった。その後、言葉を失いました。衝撃を受けたのはすごく覚えています」。

ラウンド後はクラブハウスでの待機も余儀なくされ、何時間もこのコースで過ごすことになった。それだけに、このコースは「試合に来るたびに、あの時のことを思い出して、少し悲しい気持ちにもなります」という場所になった。

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