【NBA】八村塁、多彩な技で5試合ぶり2桁の11得点!ウィザーズは格上76ersを下して連敗を6でストップ<DUNKSHOOT>
現地時間2月2日(日本時間3日、日付は以下同)、ワシントン・ウィザーズは敵地でフィラデルフィア・76ersと対戦して106−103で勝利。八村塁は途中出場で19分5秒プレーし、11得点(フィールドゴール4/6、3ポイント1/1、フリースロー2/2)、2リバウンド、1アシストを記録した。
今季12戦目の出場となった八村は第1クォーター残り4分18秒にコートに入ると、最初の攻撃で華麗な左手フックシュートを成功。第2クォーターは開始41秒に2戦連続の3ポイントをヒット、残り6分52秒にはポストアップから2人のディフェンダーの間を縫うレイアップを決めて7得点で前半を終えた。
後半もベンチから出場し、第3クォーター残り39.6秒にダンクを試みて得たフリースローを2本とも成功。第4クォーター開始1分27秒にはディフェンシブ・リバウンドを奪って自らドリブルで駆け上がり、そのままゴールまでねじ込む好プレーを見せた。5試合ぶりの2桁得点のほか、献身的な守備でも存在感を放った。
試合は前半を59−54で折り返したウィザーズが後半に逆転を許しながらも、終盤の攻防を制して勝利。先発のブラッドリー・ビールとトーマス・ブライアントをケガで欠きながら、カイル・クーズマがチーム最多の24得点に加え、2点リードの残り7秒に相手の主砲ジョエル・エンビードのレイアップを封じるなど3ブロックと奮闘した。
ほかにもスペンサー・ディンウィディーがキャリア初のトリプルダブル(14得点、12リバウンド、10アシスト)を記録、14得点のモントレズ・ハレルを筆頭にベンチ陣で53得点を奪い、同カンファレンス2位の格上を撃破した。
シクサーズは今季のMVP候補に挙がるエンビードが27得点、14リバウンド、6アシスト、2年目のタイリース・マキシーが22得点、7アシストと気を吐いたが、連勝は5でストップしている。
7試合ぶりの白星をあげたウィザーズは、24勝27敗でイースタン・カンファレンス11位。次戦は5日、ホームでリーグ全体首位のフェニックス・サンズと対戦する。
構成●ダンクシュート編集部
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