序盤ダボも…古江彩佳が見せた“鋼メンタル”「怖がっても…」 一時帰国し次戦シンガポールへ | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 L・マグワイア -18 2 L・トンプソン -15 3 S・シュメルツェル -14 4 リン・シユ -13 P・タバタナキト -13 B・アルトメア -13 S・ルイス -13 M・アレックス -13 9 P・ルサン-ブシャール -12 イ・ジョンウン6 -12 順位の続きを見る
古江彩佳はルーキーらしからぬ精神力を見せつけた(撮影:GettyImages)
<LPGAドライブオン選手権 最終日◇5日◇クラウン・コロニー・ゴルフ&カントリー・クラブ(米フロリダ州)◇6526ヤード・パー72>
トラブルにも動じない。古江彩佳が米ツアーで脅威の精神力をみせ、最終日に大きくスコアを伸ばした。
正確無比とも言われるドライバーに狂いが生じ、苦境に立たされたのは5番パー5。ここでティショットが左に大きく曲がり赤杭に入ると、さらにそこから打ったショットが右の池に落ちてしまった。「打てそうかなーと。あの時はアンプレは考えてなかった。考えたほうがしっかりボギーであがれたかなと思いました」。ショットに加え、こんなジャッジミスも重なり、ダブルボギーを叩いてしまった。
だが、昨季日本ツアーMVPに輝いた“ルーキー”はこれくらいでは崩れない。直後の6番パー4で2打目を2メートルにつけバーディを奪うと、9番のパー5はきっちりモノにし、前半のうちに2打のビハインドを帳消しにした。すると後半は獲りも獲ったりの5バーディ。「ダボスタートと最初にアクシデントがあったのに5アンダーであがれたのはすごくよかった」。最終的にスコアカードに書き込まれたスコアは「67」。トータル7アンダー・30位タイと順位を上げて3日間を終えた。
「ダボを叩いて、次のホールから怖がっているようでは仕方ないと思った。大きなミスをやってしまったので、これ以上怖がることはないと思った」。すぐにガラッと切り替え、その後のバーディラッシュにつなげた。前日、転がりを問題視していたパッティングもすぐに修正を完了。17番パー3では8メートルをねじ込んだ。
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