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2年前のリベンジへ ひと回り大きくなった米国帰りの星野陸也の野望 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

事前のリモート会見で心境を語った星野陸也

<日本プロゴルフ選手権 事前情報◇30日◇日光CC(栃木県)◇7236ヤード・パー72>

星野陸也にとっては、今季3勝目を飾った「アジアパシフィックダイヤモンドカップ」以来の国内参戦となる今大会。国内ツアーに限っていえば、出場2試合連続優勝を狙うことになるが、そんな小さな考えは今の星野にはないようだ。

雨のなか開幕の日本プロから写真を直送中【大会フォト】

「世界ランキングや賞金王争いにも関わってくるので今は1試合も無駄にはできません。PGAツアーに向けても賞金を稼いでおきたいですから」。「全米オープン」後に、そのままイングランドに渡って「全英オープン」に出場することも考えられたが、あえて国内メジャーへの参戦を挟むことを選択した。もちろん、当初は2週間の隔離期間を要するため、今大会には出場できないと考えていたが、特例が認められた以上、それを利用しない手はない。

国内ツアーではシーズン3勝を挙げ、4年シードを手にしているだけに、今季の米ツアー挑戦は規定路線だ。下部ツアーのコーンフェリーからのPGAツアー参戦すら考えているが、できれば松山英樹のようにメジャーやスポット参戦した試合でシード選手に相当するポイントを稼ぎ、いきなり来年からPGAツアーというルートも描いている。

かなりハードなルートではあるが、「全米プロゴルフ選手権」に予選落ちした後、そのまま米国に残り、数多くラウンドしたことで、芝やコースにも慣れ、難関である全米オープン最終予選を突破。その勢いで本戦では自身初のメジャー予選通過を果たし、26位タイでフィニッシュするなど、ゴルフ力はかなりレベルアップしている。

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