卒業証書の次はニクラスから優勝カップ 松山英樹の卒業写真(No.169534) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報
米ツアー初優勝を上げてジャックから祝福される松山英樹 大学卒業直後のことだった(撮影:GettyImages)
3月といえば卒業の季節。2014年の今頃は、松山英樹が晴れ着姿で卒業式を迎えていた。
名門の東北福祉大学に進学し、ゴルフ部で活躍。在学中の10年に「アジア・パシフィックアマチュア選手権」を日本人として初制覇。その資格で翌年の「マスターズ」の出場を決め、初出場にして27位タイでローアマに輝いた。
同年には日本ツアーの「三井住友VISA太平洋マスターズ」でアマチュア優勝。その後、13年に大学で行われた記者会見でプロ宣言を果たし、その年の「全米オープン」10位タイ、「全英オープン」6位タイと成績を残し、「全米プロゴルフ選手権」の19位タイなども含め、賞金ランキングによる米ツアーのシード権を手中に収めた。
14年3月、米ツアー本格参戦から一時帰国を果たし、東北福祉大の卒業式に白の羽織袴で出席。ゴルフでの顕著な成績をたたえられて学長賞を受賞、25名の代表として賞状が授与された。
そして、その3カ月後には、帝王ジャック・ニクラスから優勝カップを手渡されることとなる。6月の「ザ・メモリアルトーナメント」で米ツアー初優勝。首位と2打差の3位タイからスタートした松山は、トータル13アンダーで首位に並んだケビン・ナ(米国)とのプレーオフを制して優勝。日本人の米ツアー制覇は、青木功、丸山茂樹、今田竜二に続く史上4人目の偉業となった。
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