開幕から『EPIC FLASH』で好調のキャロウェイ勢。投入したてでもFWキープ率が高い!?
2019年のセッティング。ドライバー、アイアンを新調した石川遼
<SMBCシンガポールオープン 3日目◇198日◇セントーサゴルフクラブ セラポンコース(シンガポール)◇7403ヤード・パー71>
連日の荒天で順延となっていた「SMBCシンガポールオープン」。9ホールを残していた第2ラウンドを終えた石川遼は、バックナインを3バーディにまとめ「66」。トータル7アンダーの暫定首位で決勝ラウンドに進む。
2日目を終え、[キャロウェイ]()が公開しているが、下記の日本人全員が新モデル『EPIC FLASH』のウッド類を投入していた。
昨年12月に[XR]()16』ドライバーから『EPIC FLASHサブゼロ』に変更。
1W:EPIC FLASH Sub Zeroドライバー (9°)
3W:XR16フェアウェイウッド (13.5°)
3I:Steelhead XR Proアイアン
UT:X FORGEDユーティリティ (21°)
4I〜PW:APEX MBアイアン
AW:X FORGEDウェッジ(50°)
SW:MACK DADDY 2 TOUR GRINDウェッジ(58°)
PT:ODYSSEY PROTYPE iXパター #9HT
BALL:CHROME SOFT Xボール
公開された画像から分かるのは、和田章太郎は『EPIC FLASHサブゼロ』のフェアウェイウッド2本を投入したこと。石川遼のウッド2本とは対照的な“6本木”のセッティングとなっている。また、中里光之介も『EPIC FLASHサブゼロ』ドライバー、『EPIC FLASH』フェアウェイウッドを投入。
今大会の舞台セントーサGCは、飛んだり飛ばなかったりに頭を悩ませるバミューダグラスのラフが特徴。しかも、悪天候のためプリファードライが採用されているため、フェアウェイキープ率の高さが求められる状況。残念ながらドライビングディスタンスなどの各種スタッツの発表がないが、フェアウェイキープがまず上位に来るための条件だとも言える。
AIで開発されたフェースでボールスピードを高めることが売り文句の『EPIC FLASH』ドライバー・フェアウェイウッドだが、投入したばかりにもかかわらず、好調のキャロウェイ勢はフェアウェイキープ率の高さも手に入れている模様。
ちなみに、ディフェンディングチャンピオンのセルヒオ・ガルシア(2日目終了時点で5アンダーの11位タイ)も、石川遼と同じ『EPIC FLASHサブゼロ』ドライバーを投入して上位をうかがう位置。悪天候で体力や精神力を削られる中、フェアウェイを捉え続けての連覇を虎視眈々と狙っている。
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