メンタル改善でネクストヒロインゴルフツアー初制覇 和製クリーマーが描く夢 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
マイナビ ネクストヒロインゴルフツアーで初優勝を手にした澤田知佳(撮影:福田文平)
<第5戦 みちのくコカ・コーラ レディース 最終日(1日競技)◇1日◇メイプルカントリークラブ(岩手県)◇6,278ヤード・パー72>
マイナビ ネクストヒロインゴルフツアー第5戦『みちのくコカ・コーラレディース』 が岩手県にあるメイプルカントリークラブで行われ、雨の降る難コンディションで唯一のアンダーパーとなる「69」で3アンダーをマークした澤田知佳がツアー初優勝を飾った。澤田はこの優勝により1000マイナビポイントを加算し、ひとつの目標である最終戦出場へ一歩前進した。
2016年にはアマチュアとして『全米女子オープン』出場。2019年にはレギュラーツアー19試合にも出場した今大会屈指の実力者も、痺れる終盤に「スコアは見ていなくて、みんなどうなんだろう」と平常心ではいられなかった。
4アンダーとして迎えた16番パー3で、ティショットを右に曲げてボギー。17番ではティショットがクリークにつかまった。それでも、ドロップしての3打目もグリーンを外しながら2メートル弱残ったパットを沈めて執念のボギーセーブ。解説の深堀圭一郎、北田瑠衣をうならせた。
終わってみれば18番パー5をバーディで締めて、後続に4ストロークをつけての圧勝。これまでは「リズムが崩れやすくてボギーが来ると止まらない」とメンタル面の課題を自覚していたが、「今は曲がっても仕方ないと思ってやっています。(16番、17番も)いつもの自分かなという感じ(笑)」と踏んだ場数の分、気持ちの切り替えもいつしかうまくなった。
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