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目指すは“日本オープン男”卒業!? 稲森佑貴が狙うレギュラートーナメント初優勝 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 稲森佑貴 -11 2 小斉平優和 -10 C・キム -10 4 安本大祐 -9 5 金谷拓実 -8 T・ペク -8 7 香妻陣一朗 -7 永野竜太郎 -7 大槻智春 -7 木下稜介 -7 順位の続きを見る

稲森佑貴が目指す“脱・日本OP男”!

稲森佑貴が目指す“脱・日本OP男”!(撮影:米山聡明)

バンテリン東海クラシック2日目◇1日日◇三好カントリー倶楽部 西コース(7,300ヤード・パー71)>

“夏がくれば思い出す〜♪”ではないが、稲森佑貴にとって、“秋がくれば思い出す”のが、「日本オープン」の攻略法だろう。2週後に開催される同大会は、フェアウェイを絞り、ラフを伸ばすコースセッティングが多いため、グリーンをとらえるにはやはりティショットでフェアウェイをキープすることが必須となる。“日本一曲がらない男”には攻略しがいのある大会だ。

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15年以来、5シーズン連続でフェアウェイキープ率1位のタイトルを獲得し、20−21シーズンも独走している稲森も、さらにドライバーショットの方向性を上げることを考えているという。「まずは持ち球であるドローボールを打つために、しっかりとつかまりをよくすることですね」と、今大会の初日終了後は、練習場で納得がいくドローが出るまでボールを打ち続けた。

その成果が早速現れたのか、この日はパー3を除いた14ホール中11ホールでフェアウェイ、またはファーストカットにボールを落とすことができたという。結果的に7バーディ・1ボギーの「65」をマーク。トータル11アンダーで気がつけば単独トップに立っていた。

2度のナショナルオープン制覇を達成している稲森だが、ツアー通算優勝回数は、その2回のみである。そのため、周囲からは“オープンしかやる気の出ない男”とか、「オープンだけ勝てばいいんじゃない?」といわれてしまうらしい。その度に、「いえいえ、そんなことないですよ。レギュラートーナメントでも勝ちたいですよ」と答えているが、今回はそういう状況から脱却するまたとないチャンスだといえる。

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