藤田さいきの流れを変えた“旧友キャディ”の一言 副反応からナイスカムバック | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 テレサ・ルー -8 2 西郷真央 -6 3 仲宗根澄香 -5 高橋彩華 -5 5 永峰咲希 -4 6 上田桃子 -3 青木瀬令奈 -3 淺井咲希 -3 後藤未有 -3 岩井明愛 -3 順位の続きを見る
旧友・吉田弓美子(左)と二人三脚 藤田さいきが今週も好位置に(撮影:鈴木祥)
<パナソニックオープンレディース 2日目◇30日◇浜野ゴルフクラブ(千葉県)◇6660ヤード・パー72>
直近2試合を6位、2位で終えている好調の藤田さいきだが、浜野での初日は重い足取りでプレーすることになった。2オーバー・65位タイと苦戦。しかし一夜明け、別人のようなプレーを見せる。5バーディ・1ボギーの「68」で回り、トータル2アンダー・11位タイまで盛り返した。
この出遅れには理由があった。今週月曜日に新型コロナウイルスの3度目となるワクチン接種を受けたのだが、その副反応に苦しんだ。「熱も38度を超えて、とにかくダルかった。水曜日まで寝込んでました」。練習ラウンドもできず、開幕前日の木曜日もコースには来たものの、すぐに切り上げ。「ティの位置も(これまでと)変わって、どこに打てばいいんだろう」。この状態が、初日の結果につながった。
しかし翌朝、しっかり睡眠をとると前日までのダルさが一気に解消していた。すると「体が動いた」という前半に4バーディを固め打ち。予選通過どころか、トップ10、さらに上位をうかがう位置まで上がってきた。
これに加え、「パワーをもらえる」という存在も大きい。キャディを、ジュニア時代から親交のあるツアー7勝の吉田弓美子が務める。「やっぱり選手がやって欲しいことが分かる。歩くのも、情報が出てくるのも早い。距離も全部やってもらって、私はボケーッとするだけ(笑)。コントロールしてもらいながら」。コンビネーションは抜群だ。
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