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「気持ちが乗らないわけがない」 “劇的V”の地で青山加織がリスタート | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 青山加織 -5 2 石川怜奈 -4 常文恵 -4 4 廣田真優 -3 福田侑子 -3 槇谷香 -3 阿部未悠 -3 宅島美香 -3 保坂真由 -3 石山千晶 -3 順位の続きを見る

思い出の地で首位発進を決めた青山加織

思い出の地で首位発進を決めた青山加織(撮影:福田文平)

日台交流うどん県レディース 初日◇15日◇満濃ヒルズカントリークラブ(香川県)◇6436ヤード・パー72>

「あの優勝は忘れられるわけがありません」。青山加織は、最終日の最終ホールにイーグルを奪って追いつき、プレーオフもイーグルで決着させた6年前の優勝劇を思い返す。それは今回と同じ会場で行われた「うどん県レディース 金陵杯」(大会名は当時)のこと。そして今年、大会2勝目に向け5アンダーの単独首位発進を決めた。

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「このコースに来て気持ちが乗らないわけがない」と奪ったバーディは6つ。「67」は今季のベストスコアだ。「ショットがよく、チャンスを多くつくることができた」。相性のよさも感じながらの好調なラウンドに、笑みもこぼれる。

この大会前までにレギュラーツアー8試合、ステップ・アップ・ツアー15試合に出場してきた。「今年は1年通して調子自体は悪くない」というが、最高位は「カストロールレディース」の21位タイと物足りない。「1年を通しての目標が定まっていなかった。気持ちも乗っていかなかったし、何に勝負をかけていいのかわからなかった」。7月に36歳になったベテランは、そんな思いを抱えプレーしていた。

しかし、来季の出場権を争うQTの時期も近づき、「そんなことを言っている時期ではない」と一念発起。“再出発”の場所として、ここはふさわしい場所だ。とはいえ2位とはわずか1打差。「まだ初日が終わっただけ。最終日に自分のゴルフができるかどうか。そのためにも、まずはあすです」。こう言うと、キリっと表情を引き締めた。あの日、劇的なイーグルフィニッシュで見せたようなガッツポーズを、再び繰り出すことはできるか?

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