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ボール“二刀流”が今年の新定番? 「試合会場や季節によって使い分けてもいい」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
左から司会を務めた宮里聖志、宮里優作、稲見萌寧、三ヶ島かな、木下稜介、比嘉一貴(提供:ブリヂストンスポーツ)
26日、[新しい『TOUR B X』と『TOUR B XS』【写真】]()
同シリーズには『TOUR B X』と『TOUR B XS』の2種類がラインナップされているが、プロたちが盛り上がったのは「どちらを使うか」というお題。『TOUR B X』は打感がしっかりしていて、より風に強い球が打てるのが特長で、『TOUR B XS』は打感がよりソフトで、アプローチのスピン性能により優れている。しかし、もともと『X』を使用していた優作と比嘉は、「どっちでもいいなー」というのだ。
優作は理由をこう説明する。「僕はスピンが多いタイプなので『X』のほうが合うかなと思って使っているんですけど、『XS』も打ってみたら良かった。ボールの落ち際が弱くなると思っていたんですけど、いやいやそんなこともなく、『XS』も最後まで強い球が出る。風が吹いたときでもブレずに前にいく」と、決めきれずに迷っているようだ。
考えた末に「もしかしたら試合会場や季節によって打ち分ける可能性もある。それくらい甲乙つけがたい」と優作。これを聞いた他のプロたちも同調。昨シーズン、『X』を使って初優勝を含むツアー2勝を挙げて、賞金ランキング3位へと飛躍した木下は、「先ほど宮里選手が言われたように、コースによっても替えようかなと思えるボール。グリーンが硬いコースはスピン性能に優れた『XS』を使うとか」と具体的なプランまで飛び出した。
昨シーズンの最終戦でツアー初優勝を挙げた三ヶ島も「両方試しました。どっちでも良いです」とみんなを笑わせた後、「優作さんが試合会場で分けて使うのもありかなと聞いて、私も考えてみようかな」と半分は真剣な様子だった。
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