家でもできる! 飛んで曲がらない、勝みなみが行う“ストレッチ系”トレーニング | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
足を前後に開いて前足側に上体を回す(左上)、次に上体を前に倒す(左下)、最後に片手を上げて胸を開く(撮影:佐々木啓)
「日本女子オープン」で2位に6打差をつけるトータル14アンダーで優勝した勝みなみ。地面が軟らかくランが出ないコースコンディションだったが、ツアー2位のドライバーの飛距離に加えて、その安定感も光った。勝は飛距離を伸ばすために、ツアー開催中でも週1回は必ずトレーニングを行う。120キロのバーベルスクワットといったパワー系のトレーニングだけでなく、「上手く体を動かす」ためのストレッチ系のトレーニングも取り入れている。そのメニューの中から「スイング中に股関節に乗れる体を作る」ために重要な3つを、ゴルフ雑誌ALBA829号のなかで紹介している。
勝みなみが行う3つのトレーニング&バーベルスクワットを写真で紹介
まず1つめは、「両足を前後に広げ上体を左右上下に回す」トレーニング。これはトップで右股関節、インパクトで左股関節に乗れて、スエーがなくなる効果がある。具体的には、
1.片足を前に出して腰を落としたら上体を前足側にひねる
2.その後、前足側のヒジから先を地面に付けるように上体を前に倒す
3.そこから前足側に上体を回して腕を高く上げる
これを左右とも行う。
2つ目のメニューは、「股割りの形から片足を内側に倒す」というもの。イチローがネクストバッターズサークルのルーティンで行っていた『股割り』のように両足を開いて腰を落としたら、片方のヒザを地面に付けるような感じで内側に倒す。このとき「上体やもう片方の足が左右に動かないよう気をつけて」と勝はアドバイスする。このトレーニングによって、股関節周りの柔軟性が高まり、インパクトでヒザが割れなくなる。
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