「米国キャプテン」ストリッカーとウッズのネバーエンディング・ストーリー【舩越園子コラム】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

タイガー・ウッズとスティーブ・ストリッカーの友情物語は続く（撮影：GettyImages）

今、欧米ゴルフ界は、来たるライダーカップの話題で持ち切りの様子だ。

タイガー・ウッズ、離脱前のドライバースイング【連続写真】

コロナ禍で開催が1年延期された今年のライダーカップで、米国チームのキャプテンを務めるスティーブ・ストリッカーが、タイガー・ウッズの近況を語り、世界のメディアに「Tiger Woods」の文字が久しぶりに踊った。

「タイガーとたくさん話をした。彼はライダーカップに常に熱い想いを抱いており、今年も戦いの場にいたいと彼は思っているけど、残念ながら、それは叶わない。でも、タイガー（の肉体の状態）は、いい方向へ向かっている。もう一度ゴルフができるよう、彼は努力しているし、状態は良くなってきている」

今年2月の交通事故で右足に重傷を負ったウッズは、以来、SNS上で松葉づえ姿の写真が発信されたり、何度か出回ったりしたが、公けの場に姿を見せたことはない。

やはりSNS上で、ウッズのコメントがときどき発信されてはいるものの、その大半は誰かしらの何かしらの功績を讃える祝福コメントで、彼自身の健康状態や意見や心境などの発信ではない。