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3年連続全米女子OP出場の笹生優花 超難関コースでも姿勢崩さず「経験、楽しむ」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

笹生優花が世界一決定戦に挑む!(写真は4月ロッテ選手権時)(撮影:村上航)

全米女子オープン 事前情報◇1日◇ザ・オリンピッククラブ・レイクコース(米カリフォルニア州)◇6457ヤード・パー71>

笹生優花が世界一の女子ゴルファー決定戦を前に意気込みを語った。現地時間3日(木)に開幕する「全米女子オープン」はフェアウェイが狭くラフが短いメジャーらしいクラシカルなコースセッティング。さらには太平洋から吹き付ける海風もあって多くの選手が警戒を口にするが、大会に臨む笹生の姿勢は変わらない。

まるでマキロイ 笹生優花のドライバースイングを解説【連続写真】

4月に行われた米国女子ツアーの「ロッテ選手権」では2日目にトップに立ち、優勝争いも経験。成長著しい19歳にとって、メジャーの舞台もあくまでも一つの経験だ。「すごくコンディションがいいので、難しいし、いい経験になりそうです」と、腕試しの場を楽しんでいる。「全米女子オープンに出られるというだけですごくうれしいですし、経験とか、楽しむことに気持ちがいっています」と気持ちに変化はない。

これで本大会は3年連続3回目の出場。2019年はアマチュアとして出場し予選落ち。昨年大会は予選ラウンドを6位タイで通過し13位タイ。大きな期待がかかる中でも、「結果を出したいという気持ちはあるけど、でもそこにはあんまりこだわっていない。結果を出すために今何をしなくちゃいけないかという、いつものことですけど、まずはそっちに集中したい」と、目の前のプレーを楽しんで課題を見つけ、それに取り組むという笹生スタイルを貫く構えだ。

会場があるサンフランシスコはアマチュア時代から何度か訪れている場所。「風が強いからちょっと苦手(笑)」と控えめだが、風が強かったハワイ開催のロッテ選手権でも結果を残している。すでに月曜までに45ホールをプレーし、準備は整ってきた。「選手として成長できるようなゴルフがしたいと思います」。今大会後は2週空いて、次なる海外メジャー「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」が待っている。弾みをつけるプレーで存在感を示したい。

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