元日本代表のエース・稲葉洸太郎が7月3日に“1年越し&超豪華な”引退試合を開催! Y.S.C.C.横浜のレジェンド・中野和也と共に花道を飾る
レジェンドvsレジェンド!豪華すぎる引退試合が開催
当日は、イベントが目白押し。13時からF2、しながわシティvsデウソン神戸が行われ、メインカードのY.S.C.C.横浜vsボアルース長野は16時にキックオフ。F2時代にしのぎを削り、昨シーズン最終盤まで残留争いを繰り広げたライバルの戦いには、大きな注目が集まる。そして、メモリアルマッチは、18時45分にキックオフを迎える。
稲葉氏は、2007年のFリーグ創設時にバルドラール浦安でプレーした後、フウガドールすみだを経て、2018シーズンから2年間、横浜でプレーし、2019シーズンをもって現役を引退した。Fリーグ以前から、競技フットサルの黎明期を支えたレジェンドであり、日本代表としても、2004年から2016年までプレーした。ワールドカップには2008年、2012年の2大会連続出場し、W杯日本人歴代最多得点記録を保持するなど、まさにトップを極めた選手だった。
引退後は、フットボーラーを輩出するスクール事業などのほか、Fリーグを全試合中継するABEMAの解説者としても活躍。自身がナビゲーターを務めるFリーグダイジェストなど、番組の顔役として新天地でも才気をふるう。
そんな稲葉氏の引退から1年後、昨シーズンをもって現役引退したのが、中野氏だ。稲葉氏の加入時には、トレードマークの背番号「7」を譲る提案をしたものの、稲葉氏がクラブレジェンドに配慮して断った逸話もある。
37歳にしてF1デビューを果たした中野氏は、20年以上前の大学生時代、仲間とともに、現在のY.S.C.C.横浜の前身となるチームを立ち上げた人物でもある。以降、神奈川県リーグ、関東リーグといった地域時代を過ごし、Fリーグで戦うことになるクラブの、まさに大黒柱であり続けた。フィクソというポジション柄、闘将として相手を圧倒し、味方を鼓舞するプレーでチームを支えた。
稲葉洸太郎と中野和也。フットサル界の功労者2人の花道を飾る舞台は、コロナ禍でたびたびの調整を強いられながら、ようやく実現することになった。そして、両名を労うために来場するメンバーが、とてつもなく豪華なのだ。
甲斐修侍、市原誉昭、難波田治、藤井健太、金山友紀、岩本昌樹、鈴村拓也、木暮賢一郎、小野大輔……稲葉氏とともに黎明期を築き上げ、日本代表を支えたメンバーのみならず、須賀雄大、太見寿人、金川武司、関健太朗など、稲葉氏のフットボールのルーツを知る“森くまフレンズ”も参戦するなど、ファン垂涎のゲストが名を連ねている。
一方、中野氏を労うメンバーも、前田佳宏監督をはじめとする横浜OB選手だけでなく、試合を終えたばかりの現役選手も登場。偉大な先輩をどう送り出すのか。「メモリアルマッチ」にふさわしいエンディングとなるだろう。
稲葉氏と中野氏は、クラブのHPを通して、以下のようにコメント。
「16年間の選手生活を支えてくださった、先輩方、仲間、家族、各スタッフの皆さま、サポーター、スポンサーの方々への感謝の気持ちを込めて、楽しんでフットサルをしたいと思っております(中略)。ぼくから見てもオールスター戦のようなメンバーが参戦してくださることになり、今からワクワクしています。現在のフットサルの礎を作ってきた豪華なメンバーたちに会いに来ていただけたら幸いです」(稲葉氏)
「チーム在籍20年、まさかまさかのFリーグの舞台にチームがいることは全く想像していませんでした。これまで、支援、応援していただいた方々、仲間たち、天国から見守ってくれている秋元くんとガマのおかげで今があります(中略)。相手は日本フットサル界を支えてきたレジェンドたちで、リスペクトする方々ばかりですが、やるからにはチームで勝ちに行きたいと思います」(中野氏)
この中野氏のコメントから察すると、どうやら「稲葉洸太郎vs中野和也」が実現する模様。横浜ファンはもちろんのこと、すべてのフットサルファンが注目する、超豪華にして激戦必至の引退試合となるに違いない。
※7月3日追記
引退試合のライブ配信が決定!
稲葉洸太郎&中野和也「引退メモリアルマッチ」の様子をFリーグを全試合生中継しているABEMAがLIVE配信することが決定した。配信はFリーグLIVEの公式YouTubeアカウントにて、Y.S.C.C.横浜vsボアルース長野の試合終了後18時ごろを予定。ハンドボール元日本代表の宮崎大輔の参戦も決定した豪華な引退試合。会場に足を運べない方は是非画面越しに試合の模様を観戦してみてはいかがだろうか。
■開催情報は[こちら](https://ysccfutsal.jp/news/1375/)へ(Y.S.C.C.横浜HP)
▼ 関連リンク ▼
- 【チケット販売中】ホーム開幕!! SPECIAL MATCH ─2021年7月3日(土)at 横浜武道館─
- 【独占告白】なぜ稲葉洸太郎は「F1復帰」よりも「現役引退」を選んだのか?「僕だからできることがあるんじゃないか」
- 中野和也とY.S.C.C.横浜の物語。Fリーグを中継するABEMAの実況・福田悠が、37歳にしてF1初出場を果たしたクラブ創設者への思いを綴る
▼ 関連記事 ▼
-
2021.08.18 フットサルW杯のチケットが18日から販売開始!大会は有観客での開催へ。
▼ tag list ▼
Follow @ssn_supersports