大谷翔平のプレーボール弾に「あまり見ないものだ」とマッドン監督。調整プラン変更へは理解示す「彼なりのやり方がある」
日本の二刀流スターに指揮官も全幅の信頼を置いているようだ。
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レギュラーシーズン開幕まで残り2週間を切るなか、順調な調整ぶりを示しているロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平。現地3月26日に行なわれた敵地シカゴ・ホワイトソックスとのオープン戦では、先頭打者アーチを放つなど、打者としても徐々に存在感を増している印象だ。
その一方、同日に予定されていた投手としての登板は回避となった。地元紙『Orange County Register』によると、このスケジュール変更は、開幕投手を任された大谷本人の意向とのこと。今後は31日のミルウォーキー・ブルリュワーズ戦に登板する見込みのようだ。
試合後には、エンジェルスを率いるジョー・マッドン監督が取材に応じ、まず、この日マークした先頭打者ホームランについて、「あまり見ないものだ」とコメント。そして、背番号17のプラン変更には、「彼の言うことに耳を傾けてみる。昨年はそれでうまくいったからね」と語ったという。
加えて「ショウヘイには、彼なりのやり方があるんだ」と続けた指揮官は、「このロースターで彼と同じことをしている人はいないし、業界全体でも彼のような人はいない」と、その稀有な存在について改めて言及。二刀流プレーヤーとしての独自の調整法にも理解を示した。
昨季は一大フィーバーを巻き起こし、名実ともに“野球界の顔”となった大谷。はたして今季はどんな二刀流パフォーマンスが見られるのだろうか。今から興味は尽きない。
構成●THE DIGEST編集部
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