「来年戻ってくる」ダンクコンテスト敗退の新人グリーンが、早くも次大会の出場を熱望!「この分を取り返さないと」<DUNKSHOOT>
クリーブランドで行なわれた今年のスラムダンク・コンテストは、昨年2位だったニューヨーク・ニックスのオビ・トッピンがチャンピオンに輝いた。しかし、戦前に最も注目されていたのは昨年のドラフト2位でヒューストン・ロケッツに指名されたジェイレン・グリーンだった。
だが結果は予選敗退。今月9日に20歳を迎えた193センチのガードは、チームメイトのジョシュ・クリストファーの力を借りて大技を狙おうとするも、幾度となくミスを重ね、4人中3位の計83点に終わった。
世界中のファンが注目するイベントで散々な出来に終わったグリーンだったが、本人は「楽しかった」と振り返っている。
「すべてはダンクを決めるか外すかだ。勝つには、あまりにも多くのミスをしてしまった。それでも楽しかったし、コンテストに出られてよかったよ。(パスの出し役だった)ジョシュは何も悪くない。ああいった難易度の高いダンクをトライとすると、ミスしたり決まったりと両方のケースがあるもの。確実に成功するのはかなり難しいことなんだ。(今回は)単純にミスしただけなんだよ。高さもあったしパワーもあった。ただ入らなかったんだ」
冷静に自身の敗因を分析したグリーンは、早くも来年のリベンジに燃えている。
「もう一度挑戦したい。確かに失敗した。来年はこの分を取り返さないと。何とかしてみせるよ。来年コンテストに戻ってくる」
今年のコンテストはグリーン以外にもミスが目立ち、実況席にいたレジェンドのドゥエイン・ウェイドがコンテストに対して「6点」の紙を掲げる場面も。さらに名物コメンテーターのスティーブン・A・スミス氏は「史上最悪のダンクコンテスト」と酷評していた。
確かにザック・ラビーン(シカゴ・ブルズ)やアーロン・ゴードン(デンバー・ナゲッツ/当時オーランド・マジック)らが好勝負を繰り広げた過去の大会と比較すると、盛り上がりに欠けた印象は否めない。
そんななか、来年グリーンは豪快なダンクで大会を活性化させることができるか注目される。
構成●ダンクシュート編集部
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