今や焚き火好きキャンパーの必需アイテムとなっている鉄板。全国各地のアウトドアブランドや鉄工所から続々にリリースされる様相は、まさに「鉄板戦国時代」です。その中でも、頭一つ抜きん出た存在が、宮崎発のアイアンギアブランド匠製作所KOKOROの黒皮鉄板。厚さ6mmで実現される極上の肉の焼き加減を味わえば、これまで鉄板に求めていた答えが見つかります。
長年使い続けたくなるKOKOROの鉄板
匠製作所KOKOROの鉄板は、鉄の表面に酸化皮膜を張った「黒皮」仕上げ。素材そのものの風合いを活かした手触りと無骨な見た目が人気の理由です。
もちろん、調理での機能性にも配慮。周囲の四面を鉄板の良さを残せる絶妙な角度に曲げて加工しているので、ウインナーなど丸い食材がコロコロと転がって落ちたり、肉の油が下に流れてバーナーを汚す心配もありません。
使う前には、焼いて油を塗ってシーズニングをする必要がありますが、使いこむほどに油が染み渡り、自分だけの愛着のある鉄板として長く使い続けられます。
購入はこちら：hinataストアを見る## キャンパー目線でこだわる鉄板の厚み
アイアンギアの潮流にKOKOROあり
匠製作所KOKOROは、金属加工の経験のあるキャンパー山脇匠さんが、宮崎を拠点に2019年に立ち上げたアイアンギアのガレージブランド。それまでに焚き火台などを自作しており、仲間から好評だったことを受け、正式にブランドとして始動します。### 厚みに出した答えとは？
2020年9月に投入し、販売した瞬間に完売が続いているのが、この黒皮鉄板です。
キャンプ仲間から「鉄板が流行っている」と前々から聞いてはいた山脇さん。ある有名ブランドの製品を見た際に、金属のプロの目線で感じたのが、「こんな単純な板の切れっぱしでいいの？」という印象。しかし、いざ自分で開発してみると、そこには簡単なようで、奥の深い世界があることに気付かされます。### たどり着いた答えは6mm
実は金属加工だけでなく、飲食店の料理長10年の経験があり、フライパンから中華鍋まで幅の広い調理器具を扱ってきた山脇さん。「厚みがあるほうが均等に熱が広がり、蓄熱性も高い」という知識と経験があったものの、火力が一定ではない焚き火で使う鉄板の厚みは手探りでした。
鉄板ブームの先駆けとなったヒット作の厚みは4.5mm。山脇さんにとっては「軽いけど、熱が入りすぎる上に、冷めやすい」という印象がぬぐえませんでした。「焚き火の炎は均一でないため、少なくともそれ以上の厚みが必要」と考えます。
厚さだけを考えれば、当初は9mmを理想としていましたが、キャンプで持ち運んだり、料理をしたりするには現実的な重さではなかったため、徐々に薄くしてたどりついたのが、「6mmなら体感する違いはほとんどない」というキャンパー目線での答えでした。## こだわりは鉄板以外にも
取っ手の位置にも注目
厚さ6mmにしたことで、1.8kgとキャンプでも取り回しのしやすい範囲内の重さに。無骨なイメージのある鉄製品で、「料理好きな女性にも使ってほしい」との思いもあり、工夫したのが重量を感じさせない持ち手の形状でした。フライパンのようにそのまま持ち手を外側に伸ばすと、手首に負担がかかるため、鉄板の中央部に重心を感じるようにして、重さを感じないバランスを実現しています。
取っ手がそのまま鉄板の上にあると熱くなってしまうので、必要なときに脱着できるとりはずし式を採用。取っ手にはKOKOROの文字をレーザーで抜き、無骨な鉄製品ながらも、優しさを感じる印象に仕上げています。### キャンプでも自宅でも使いやすい大きさ
大きさは20cm×20cmで、 夫婦やカップルで楽しむのにちょうどいいサイズに。「キャンプのときだけでなく、庭やベランダでキャンプ気分味わいたいときに使ってほしい」。山脇さんのキャンパーならではの思いが込められています。## hinataストア限定のスペシャルセット
人気のヘラもセットに
hinataストア限定で、鉄板と取っ手、KOKOROの文字入りヘラをセットにして販売。ヘラでもんじゃ焼きをするだけでなく、使い終わった後に焦げをそげ落とせば、洗う必要もなくなります。### 基本情報
商品名：匠製作所 鉄板セット(ヘラ、取っ手付き)
サイズ：
[鉄板]200×200mm
[ヘラ]全長100mm、幅30mm
重さ：
[鉄板]1860g
[持ち手]165g
[ヘラ]14g
価格：7,000円(税込)
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