ベルギー代表がW杯初制覇!2人とも長身で名前もクラブもボールも被ってます【記者の目】
ベルギーの2人のトーマス。ピータース&デトリーはボールもクラブも共通点がたくさん…(画像提供・フレンド企画)
<ISPSハンダ メルボルンワールドカップ・オブ・ゴルフ 最終日◇25日◇メトロポリタン・ゴルフ・クラブ(オーストラリア)>
国別対抗戦「ISPSハンダ メルボルンワールドカップ・オブ・ゴルフ」の最終日が終了。フォアサム形式(ペアが1つのボールを交互に打つ)で行われたこの日、トーマス・ピータース&トーマス・デトリーのペア、ベルギーが4つ伸ばし、トータル23アンダーで大会初優勝を果たした。
2人のトーマスは、初日から息の合ったコンビネーションを見せた。2人とも長身の大砲で、ピータースが195cmの26歳、デトリーは188cmの25歳。しかも、互いにキャロウェイ契約とあって、使用クラブからボールまでシンクロしており、それらすべてがペアで戦うW杯で若き2人に相乗効果を生み出したのか。
自分のボールでそれぞれのプレーをして、良い方のスコアが採用される「フォアボール」形式はスコアが伸びるのは当然だが、1つのボールを交互に打つ2日目の「フォアサム」形式では特に各国代表がスコアを落として苦しんだ。(ベルギーは1アンダー)
普段から同じ『クロムソフトX』を使用するベルギーの2人の大砲は、「フォアボール」でも「フォアサム」でもスコアを伸ばし、最終日の「フォアサム」形式でも4つ伸ばして、最終的に2位のオーストラリアに3打差をつけることに成功。結果論だが、2日目のスコアが明暗を分けたことになる。
W杯制覇には、選手の実力面のみならず、年齢、飛距離、プレースタイルや使用ギアのシンクロ度合いが今後の課題になるのかもしれない。デトリーとピータースの2人は、交互に打つ「フォアサム」でも自分の普段のプレーに近い状態で違和感がないように見えたのは、筆者だけだろうか…。
Text/Mikiro Nagaoka
【トーマス・ピータースの使用クラブ】
1W:キャロウェイROGUE(9°、テンセイ70X)
3W:[ディアマナ]())
3,4I:[APEX]()
5I〜9I:[APEX]() PRO(プロジェクトX 6.5)
P,A,SW:キャロウェイMD4(48, 52, 56, 58°DGツアーイシューS400)
PT:オデッセイ トゥーロンAUSTIN
BALL:キャロウェイCHROME SOFT X
【トーマス・デトリーの使用クラブ】
1W:キャロウェイROGUEサブゼロ(10.5°、テンセイ60X)
3W:キャロウェイROGUE(13.5°、クロカゲ)
3U:[ツアーAD]() DI)
3I〜PW:[APEX]() MB(プロジェクトX 6.5)
A,SW:キャロウェイMD4(52, 58°DGツアーイシュー)
PT:オデッセイ O-Works Black #7
BALL:キャロウェイCHROME SOFT X
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