終盤の猛追も実らずレイカーズがヒートに惜敗。「序盤に墓穴を掘りすぎた」とレブロンも反省<DUNKSHOOT>

序盤に大量ビハインドを背負ったレイカーズ。最終クォーターに決死の追い上げを見せるも一歩及ばず、レブロンも試合の立ち上がりを反省した。(C)Getty Images
現地時間1月23日(日本時間24日、日付は以下同)、ロサンゼルス・レイカーズは敵地FTXアリーナへ乗り込みマイアミ・ヒートと激突。ヒートに前半だけで最大26点差、第4クォーター残り8分38秒の時点でも23点の大量リードを奪われる展開のなか、そこから猛追し残り1分7秒に4点差まで詰め寄ったものの、以降は追加点を奪えず107−113で敗北した。

ヒートはジミー・バトラーがトリプルダブル(20得点、10リバウンド、12アシスト)をマーク。ヒート移籍後10度目の達成で、これは球団史上最多記録となっている。そのほか、ダンカン・ロビンソンが25得点、ケイレブ・マーティンが15得点、バム・アデバヨが14得点、8リバウンド、5アシストをあげ勝利に貢献した。
レイカーズは最終クォーターに37−24と奮戦したことで、レブロン・ジェームズは「自分たちがやりたいバスケットボールができた」と振り返るも、「試合の序盤に自分たちで墓穴を掘りすぎてしまった」と、序盤に背負った大量ビハインドを反省。そのレブロンはゲームハイの33得点に11リバウンド、4アシスト、ラッセル・ウエストブルックが24得点、9リバウンド、9アシスト、エイブリー・ブラッドリーが15得点、カーメロ・アンソニーが11得点をマークするも、チームは23勝24敗(勝率48.9%)で再び借金を背負った。

ウエスタン・カンファレンスは5位のダラス・マーベリックス(27勝20敗/勝率57.4%)から9位のロサンゼルス・クリッパーズ(23勝25敗/勝率47.9%)まで、わずか4.5ゲーム差以内にひしめき合っている。その渦中にある8位のレイカーズにとっては、1試合ごとの勝敗が今後大きく順位を左右することになるだけに、1勝1勝を確実に掴み取っていきたいところだ。

文●秋山裕之(フリーライター)

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