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銀メダル立役者の一人、服部道子が初出版イベント出席 稲見萌寧の強さは“オンオフの切り替え” | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

自身の著書を持つ服部(撮影:ALBA)

東京五輪女子チームヘッドコーチを務めたプロゴルファー服部道子の初著書『好転力』(世界文化社)の出版記念イベントが15日、都内で行われた。

この余裕はオフ?

40年以上のゴルフ人生のなかで、自身が心掛けてきたことなどをまとめた一冊。元プロ野球選手・落合博満ら尊敬する人からの言葉などを用いて、状況を好転させるための内容を書き上げた。慣れないパソコンでの執筆作業に苦戦しながらも、「思ったことがなかなかうまくいかないスポーツがゴルフ。そんな体験のなかで、ビジネスや生活にも共通する、最後まで読んでもらえるようなものを書きました。コロナ禍でのエール本のつもりです」と、出版への思いを語った。

イベントには、初代スポーツ庁長官の鈴木大地氏が同席。同著について、「本を読んで共感する部分が多い。内容の濃い本は久しぶりで、メモするところだらけ」と感想を述べた。現在は足のケガで休んでいるものの、鈴木氏は週に数回プレーするほどのゴルフ好き。「スコアは120くらい」という同氏とのゴルフトークにも花が咲いた。

両氏とも五輪に尽力した共通点から、話題は銀メダルを取得した稲見萌寧の話に及んだ。服部は稲見について、「有言実行型の選手。大きな目標を言い、自分をよく知っている。オンとオフをしっかり分けられ(オフには)牛乳とクッキーを食べたり(笑)、時間の使い方がうまい」と評価。

本のタイトルにかけて稲見の“好転力”について聞かれた際は、「まだまだこれから伸びていくプロ。五輪でも初日より最終日に向けて強くなっていき、本当に自分のゴルフをよく知っている」と、逆境の強さにも触れた。

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