福田真未が“あえて”下部ツアーに出場した理由 初心に戻り「新しい気持ちで」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
先週はステップ出場を選択した福田真未 その理由は?(写真は九州みらい建設グループレディース窓乃梅カップ)(撮影:福田文平)
<パナソニックオープンレディース 事前情報◇27日◇浜野ゴルフクラブ(千葉県)◇6660ヤード・パー72>
先週行われた下部ツアー「九州みらい建設グループレディース窓乃梅カップ」。その会場には、出場権を持っていたレギュラーツアーへの出場を取りやめてまで戦う福田真未の姿があった。
同大会が行われた佐賀県の武雄ゴルフ倶楽部は、福田のまさに生まれ故郷といえる場所。それも「ゴルフ場とおばあちゃんの家の間に、(福田が生まれた)産婦人科があるんです。1キロもないくらいのところ。すごくないですか?(笑)」という、正真正銘の出生の地だ。年末のQTで8位となり、同週のレギュラーツアー「フジサンケイレディス」にも出ることはできた。だが、エントリーしたのは「いつか出たかった」という九州の大会だった。
大会の冠となる『九州みらい建設』は、小学生のころからよく知り、「お世話になった」という企業でもある。同社の関係者と一緒に“視察”を兼ねたラウンドもともにした。とても縁深い大会だが、2014年に初めてシードを獲得し、それを守っている昨季までは、なかなか出場を決断することはできずにいた。ただ今年「すごく迷いました」というなか、出場に踏み切った。
コースへは祖母の家から通い、その距離は車で10分ほど。3日間プレーして18位タイと優勝はできなかったが、「すごく楽しかった」。下部ツアーでは帯同キャディは認められず、1組に1人ハウスキャディがつくのみ。それも「自分で全部やらないといけないのがひさしぶり。やることも多いし、判断も自分がしないと。すごく新鮮で、(帯同)キャディさんに感謝だなって」という気持ちにつながった。
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