ジャック・ニクラスがマスターズの『パー3コンテスト』から卒業へ | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
ジャック・ニクラスがパー3コンテストを卒業(撮影:GettyImages)
3年ぶりに『パー3コンテスト』が開催される今年の「マスターズ」だが、大会6勝のジャック・ニクラス(米国)が出場しないことを発表した。
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「パー3をプレーすることは私にとって毎年、ゴルフシーズンの到来を告げるものだった。あの場所にいることは本当に楽しい。チャンピオンズディナーも本当に素晴らしい時間だ。だけどパー3コンテストはもう終わりにする。これまで毎年プレーしてきたが、残念ながらもうプレーできない」と82歳を迎えたニクラスはコメントした。
1960年から始まった『パー3コンテスト』はマスターズ本戦開幕の前日、オーガスタ・ナショナルGC内の9ホールのパー3コースで行われる。毎年多くのレジェンドたちが出場し、華やかな祭典で人気を博す。故アーノルド・パーマー(米国)、ゲーリー・プレーヤー(南アフリカ)とニクラスの“ビッグ3”は毎年多くのパトロンから声援を集めた。
20年、21年は新型コロナウイルス感染拡大のため、同コンテストは開催されず、ニクラスが最後に『パー3コンテスト』をプレーしたのは19年で、8番ではキャディを務めた孫のゲーリー・ニクラスJRがホールインワンを決めた。
ニクラスはプレーヤー、そして今年から新たに加わったトム・ワトソン(米国)とともに今年も“名誉スターター”を務め、第1日の開幕前に3人で1番ティからティショットを放つ。(文・武川玲子=米国在住)
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