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「なんだこれはっ!」 “規格外ルーキー”の驚愕スイング【2020カメラマンが見た名シーン】(No.164912) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報

男子顔負けのショットでツアーを席巻した笹生優花(撮影:上山敬太)

コロナ禍の中で終えた2020年は、世界各ツアーが中止、中断、延期を余儀なくされた。試合数こそ少ないものの、今年も各試合でさまざまなドラマが誕生。その中から印象に残った名場面を、現場カメラマンが選定した。今回は、上山敬太カメラマンがいつも現場で驚かされる、あの“規格外ルーキー”のスイング。

ドライバースイングは写真で見ても“迫力”がすごすぎ!

今年、見る者に大きなインパクトを与えた選手の一人に笹生優花が挙げられる。昨年プロテスト合格を果たしたルーキーながら、ツアー参戦後わずか2試合目の「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」でいきなりの初優勝。さらに続く「ニトリレディス」では小祝さくらとの一騎打ちを制して、2試合連続で優勝カップを掲げた。

キャリーで軽く250ヤードは超えるパワフルなショットなどを武器に今年のツアーを席巻。“女タイガー”や、スイングが似ていることから“女マキロイ”の異名がつけられる大器だ。今年出場した14試合で稼ぎ出した賞金は9389万1170円。2位の古江彩佳に約300万円の差をつける賞金ランク1位で、3カ月ほどの“中断期間”へと入った。

長年、男女のプロゴルフトーナメントを撮影してきた上山カメラマンも、今年19歳になったばかりの笹生のスイングを撮影するたび、「目の当たりにすると『なんだこれはっ!』とびっくりさせられます」といつも目を丸くさせられる。“インパクト時の音が違う”など、会場では他の選手からの驚愕の声もよく聞こえてくる。

写真は今年の「大王製紙エリエールレディス」で撮影された1枚。キレイにターフを取ったアイアンから、一目見ただけでも高いと分かるボールが打ち出されている。このキレのあるショットで、来年も優勝争いに何度も顔を出すことは間違いないだろう。生観戦できる日が訪れた時には、ぜひみなさんにも、その“恐るべし”スイングを体感してもらいたい。

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