ドーナツ型で慣性モーメントを“ちょい足し”。プロギア『シルバーブレードDD』パターが発売!
プロギア『シルバーブレードDD』パター(25,000円+税、4月12日発売)
プロギアから新商品発売に関する説明があった。
「本日4月12日から発売する『シルバーブレードDD』パターがプロからも好評です。最大の特長は、D型のヘッド形状による大慣性モーメントと、深重心の効果で安定感を高めている点ですね。また、D型ヘッド上部に施したオレンジのバーはフェース高さの中心に位置しており、高さのアライメント効果を持たせることで、フェースセンターでのヒット率を向上させています」(同社広報・石川氏)
クラブ契約フリーの横峯さくら他、多数のプロも興味を持ち、お持ち帰りしているのだとか。今回の『シルバーブレードDD』は、『DD』との名称にある通り、アドレス時に「D」の形に似ているだけでなく、ドーナツ型にソールに穴が空いている。しかも、フェースは比重の軽いアルミで、周囲が比重の重いステンレスのため、同社が言うように慣性モーメントが上がることはよく分かる。
加えて、このD型形状が評価されているのは、「慣性モーメントが大きくて安定するパターがいいけど、大きすぎるパターは苦手」な人に特に好評なこと。ご存知の通り、小ぶりなブレード型、マレット型には、他社製品にも同様のサイズ・形状のものが数多と存在する。
ところが、この伝統的なシルエットで、適度なサイズ感の中に、ドーナツ型で慣性モーメントが足されたモデルは皆無に近い。(面積の取れる大型マレットならば、穴の空いたモデルはテーラーメイドなどから過去に複数発売されている)つまり、『DD』は他社のモノより慣性モーメントが足された【より簡単なブレード型、より簡単なマレット型】となるのである。
また、3タイプの形状それぞれにダイレクト感のある、センターシャフトモデルを用意しているところも出色。「大き過ぎないパターが好きだけど、ミスヒットが多い……」と悩んでいる人は、サイズを変えずに「慣性モーメントをちょい足し」すべきかもしれない。
なお、発売を記念して同社は「シルバーブレードDDキャンペーン」を本日から6月30日まで実施するとのこと。「期間中、ご購入いただいたパターの性能に満足いただけなかった場合、1 回に限り、『DD』か既存の『CC』いずれかの別のパターと交換することができます」とのこと。
Text/Mikiro Nagaoka
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