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世界5位に導いたデフフットサル女子日本代表・山本典城監督の続投が決定!「代表チームの強化、そしてデフフットサルの普及に取り組んで行きたい」

2016年にデフフットサル女子日本代表監督に再就任

日本ろう者サッカー協会(JDFA)は11日、デフフットサル女子日本代表監督の山本典城氏の続投を発表した。

山本監督は、2013年に初めてデフフットサル女子日本代表の監督の座に就任。デフフットサルワールドカップ2015では当時過去最高位となる世界6位に導いた。

その後、バルドラール浦安ラス・ボニータスの監督を務め2016年にデフフットサル女子日本代表監督に再就任した。2019年にスイスで行われたワールドカップでは、5-6位決定戦で大会2連覇中のロシア代表に6-2で勝利。最高位の6位を上回る5位に上り詰めた。

次の冬季デフリンピックに加わる可能性もあるデフフットサル。JDFAは「女子日本代表は山本監督のもと、悲願の『世界一』に向け再スタート致します」と声明を発表した。

また、山本監督もリリースを通じてコメント。「2023年W杯で自分達の目指す場所に行くために足りないことを明日から1日1日無駄にせず選手、スタッフ、協会、一丸となり、代表チームの強化、そしてデフフットサルの普及に取り組んで行きたいと思います」と意気込みを示した。

以下は協会からのリリース

デフフットサル女子日本代表監督に関してのお知らせ

このたび(一社)日本ろう者サッカー協会は、デフフットサルW杯スイス大会の女子日本代表監督、
山本典城氏(ケイアイスター不動産株式会社)との監督続投の契約合意に達しましたことをお知らせ致します。

山本監督は2013年デフフットサル女子日本代表監督に就任。
2015年デフフットサルW杯(タイ)では史上初の予選突破を果たし歴代最高位の6位(当時)の成績を収め、再就任後の前回大会となる2019年デフフットサルW杯(スイス)ではそれまでW杯2連覇中のロシアを破るなど、さらに最高位となる5位という結果を残し、女子日本代表の躍進に大きく貢献頂きました。
さらなる女子日本代表の強化に山本監督の力が必要と考え続投要請をさせて頂き合意に至りました。
デフフットサルは次の冬季デフリンピックに加わる可能性もあるなど、世界の中でも近年盛り上がりを見せています。
女子日本代表は山本監督のもと、悲願の『世界一』に向け再スタート致します。
引き続き応援のほどよろしくお願い致します。

「山本監督コメント」
日頃よりデフフットサルを応援してくださっている皆さま、いつも本当にありがとうございます。
このたびデフフットサル女子日本代表の監督を続投することとなりました、山本です。
スイスW杯後に協会より続投の要請を頂く中で、またこのような大きな仕事をさせて頂けることを大変光栄に思っています。
前回W杯スイス大会では世界一という目標を掲げる中、ブラジルに敗れその目標には届きませんでした。
しかしながらタイ大会では完敗したW杯2連覇中だったロシアに勝利するなど、年々レベルが上がっている世界の中でもしっかりと戦えることを示せたと思います。
日本もまだまだコロナの影響がある中、活動できる範囲は限られている状況ですが、2023年W杯で自分達の目指す場所に行くために足りないことを明日から1日1日無駄にせず選手、スタッフ、協会、一丸となり、代表チームの強化、そしてデフフットサルの普及に取り組んで行きたいと思います。
引く続きデフフットサル日本代表の応援のほどよろしくお願い致します。
————————————————-
山本 典城(やまもと よしき)
《プロフィール》
【生年月日】
1975年11月9日
【出身地】
奈良県
【指導歴】
2013年〜 デフフットサル女子日本代表 監督
2015年〜2017年 バルドラール浦安ラス・ボニータス 監督
【成績】
2015年 デフフットサルワールドカップ2015(タイ) 6位(当時過去最高位)
2019年 アジア太平洋ろう者フットサル選手権(ワールドカップアジア予選)(タイ) 優勝
2019年 デフフットサルワールドカップ2019(スイス) 5位(過去最高位)
↓山本監督ブログ

↓ケイアイスター不動産株式会社HP

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